ISO 26262規格コンプライアンスへの対応
ISO 26262準拠 第三者認証機関による認証取得済みツール「C/C++test」
C/C++testは、第三者認証機関であるTÜV SÜD社よりISO 26262に準拠したテストツールとして認証を取得済みです。ISO 26262は、ツールが開発プロジェクトで使用するのに妥当なものであるかを証明できなければならないと定めています。もし、この証明をユーザーが行うとすると、ツールの使用実績や実行結果などのドキュメントを用意し、第三者に検証を依頼する必要があり、手間や費用がかかります。
C/C++testを使えば、ツール認証の手間を削減することができます。
※認証取得を目的としてC/C++testをご利用になる場合は、お問い合わせください。
C/C++testを使えば、ツール認証の手間を削減することができます。
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機能安全規格「ISO 26262」とは
ISO 26262は、自動車向け機能安全の国際規格で、電気/電子システムの機能安全性について規定しています。ISO 26262はIEC 61508をベースとし、Part1からPart10で構成される規格で、自動車のE/Eシステムのアプリケーション分野における固有のニーズに準拠するように策定されています。ISO 26262の要求事項とC/C++testの機能
ISO 26262は、システムの安全機能について、故障のリスクを評価し、リスクを許容可能な範囲にまで低減するために必要な安全水準(自動車安全完全性レベル、Automotive Safety Integrity Levels:ASIL)を定めるよう求めています。このASILに応じて要求事項 (安全対策)が決定され、達成すべきASILが高いほど要求事項も厳しくなります。ISO 26262 は自動車のハードウェアを含む開発プロセス全体をカバーしていますが、パート 6 では特にソフトウェアレベルでの製品開発について記述しています。このパート6のソフトウェア開発および妥当性確認プロセスの要求事項には、コーディング標準に対する適合性の検証、単体テスト、フロー解析、カバレッジの収集などが含まれています。C/C++testは、これらの検証の自動化や結果レポートの出力を可能にし、認証準拠の負担を軽減します。
《ISO 26262の要求事項/技法と対応するC/C++testでの検証方法(抜粋)》
8.4.5 ソフトウェアユニットの実装の検証方法
9.4.1 単体テスト実行に関する一般的な情報
9.4.4 テストケースの完全性を実証する方法
10 ソフトウェアの統合とテスト - 統合テスト環境に関する要求
8.4.5 ソフトウェアユニットの実装の検証方法
要求される技法 | C/C++testの検証方法 |
---|---|
制御フロー解析、データフロー解析 | フロー解析 |
静的コード解析 | コーディング標準 |
9.4.1 単体テスト実行に関する一般的な情報
要求される技法 | C/C++testの検証方法 |
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要求ベースのテスト | ユーザー定義のテストケース |
フォールト注入テスト | 関数スタブを使用してフォールトの状態を作り出す |
9.4.4 テストケースの完全性を実証する方法
要求される技法 | C/C++testの検証方法 |
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ステートメントカバレッジ、分岐カバレッジ、MC/DC | カバレッジ計測 |
10 ソフトウェアの統合とテスト - 統合テスト環境に関する要求
要求される技法 | C/C++testの検証方法 |
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単体テストのテスト環境は可能なだけターゲット環境に一致させる | 実機とシミュレーターでの実行時エラー検出 |
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