動的解析/単体テスト

テストケース・スタブの生成、カバレッジ計測機能で、単体テストを効率化

単体テストツール:C/C++test

C/C++testは、GUI操作で「テストケース」の作成や「スタブ」の生成、スタブの振る舞いの設定ができます。
カバレッジを計測して単体テストの網羅性を視覚的にレポートします。また、効率的にカバレッジを向上させるためのテストデータ作成を支援します。
  • 単体テスト
  • カバレッジ計測
  • カバレッジアドバイザー
  • アプリケーションモニタリング
  • Understand連携
  • 組み込みソフトウェア開発での利用

C/C++test:単体テスト


テストケース・スタブの生成  単体テストの効率化

GUI操作でテストケースとスタブを生成。テストの実行と回帰テストを自動化

  • テストドライバー、スタブ、テストケースを生成し、ソフトウェアの単体テストを自動化
  • Excelで管理しているテストデータ、CppUnitのテストケースを活用
C/C++testはGUI操作のみで「テストケース」の作成や「スタブ」の生成、さらにスタブの複雑な振る舞いの設定も可能です。また、テストケースとスタブを1つの画面でコントロールできるため、管理、メンテナンスを容易に行うことができます。

テストケース、スタブを作成するための工数およびこれらを管理、メンテナンスするための工数を大幅に削減します。外部テストデータの取り込みや、既存のテスト資産の再利用も可能です。

テストドライバー・スタブ・テストケースの生成

カバレッジ計測

9種類のカバレッジを計測。単体テストの網羅性を視覚的にレポート

  • プロジェクト、ファイル、関数単位でカバレッジの計測が可能
  • 実行/未実行の箇所をハイライト表示
単体テスト実行時に自動的に9種類のカバレッジを計測します。複数のカバレッジを同時に計測することもできます。画面上で実行/未実行の箇所を分かりやすくハイライト表示するため、視覚的に確認することができます。
<C/C++testがレポートするカバレッジ>
  • ステートメントカバレッジ (C0:命令網羅率)
  • 判断文カバレッジ (C1:分岐網羅率)
  • 単純条件カバレッジ (C2:条件網羅率)
  • MC/DC (Modified Condition/Decision Coverage)
  • 関数カバレッジ
  • コールカバレッジ
  • 行カバレッジ
  • 基本ブロックカバレッジ
  • パスカバレッジ

単体テスト実行時に9種類のカバレッジを自動収集

カバレッジアドバイザー

カバレッジアドバイザーで、単体テストを効率化

  • 効率的にカバレッジを向上させるためのテストデータ作成を支援
  • 複雑な条件分岐も瞬時に計算
ソースコードの任意の行に対するワンステップの操作で、その行のカバレッジを満たすのに必要なテストのパラメータや事前条件を把握できます。事前条件を即座に把握できるため、ユーザーのテストに掛かる時間や労力を大幅に削減できます。

C/C++test:カバレッジアドバイザー

アプリケーションモニタリング

アプリケーション実行時に、メモリ関連エラーの検出とカバレッジを計測

  • アプリケーション実行時のカバレッジを計測
  • アプリケーション実行時に発生したエラーを自動検出
システムテストを実施しながらカバレッジを計測することで、テストの抜け漏れを効率的に確認できます。また、不正メモリアクセス・メモリ破壊・メモリリーク・未初期化メモリの参照・NULLポインター参照などを検出し、スタックトレースと併せて問題をレポートします。
システムテストに限らず、他のユニットテストフレームワークや独自のユニットテストフレームワークでのテスト実行時のカバレッジを計測できます。

組み込みソフトウェア開発での利用

実機やシミュレーターで、単体テスト・カバレッジ計測が可能

  • ホスト、シミュレーター、ターゲット環境で実行可能
C/C++testをインストールしたホストマシンだけでなく、実機(ターゲット機)や開発環境などに付属するシミュレーター上でも、単体テスト、カバレッジ計測(単体テスト時とアプリケーション実行時)および実行時メモリエラー検出を実行できます。
C/C++testは、さまざまな組み込みソフトウェアのクロス開発環境をサポートしています。

組み込みソフトウェアのさまざまなクロス開発環境をサポート

Understand連携

ソースコード解析ツール「Understand」で取得した情報を基に、ソースコードの変更による影響範囲を含めたテストを簡単に行うことができます。ソースコードの変更により、再テストが必要な対象、および影響範囲の特定を自動で行うため、漏れのない、無駄のないテストが実現できます。

C++言語の最新規格もサポート

 C++11、C++14はもちろん、C++17、 C++20の新たな記法を認識し、エラーなく静的解析、単体テストを行うことができます。ここ数年で急速に進化が進んでいるC++言語の最新の規格をサポートします。大規模化、複雑化が進む車載ソフトウェアを始めとして、組み込みソフトウェアでも採用が進むC++言語での開発を支援します。

TÜV SÜD社よるIEC 61508およびISO 26262、IEC 62304ツール認証取得済み

C/C++testは、第三者認証機関であるTÜV SÜD社よりIEC 61508およびISO 26262、IEC 62304に準拠したテストツールとして認証を取得済みです。TÜV SÜD社より認証を取得しているため、ユーザーによるツール認証のための検証依頼をする必要がなく、ツール認証の時間や費用を削減できます。
※認証取得を目的としてご利用になる場合は、お問い合わせください。

C/C++testは、TÜV SÜD社よるIEC 61508、ISO 26262、IEC 62304ツール認証取得済み

導入後も安心してお使いいただけるサポート体制

C/C++testは、導入時のサポートから、運用支援、問題発生時のQ&A対応など導入後も安心してお使いいただけるサポート体制でお客様をバックアップいたします。

単体テスト(ユニットテスト)とは

単体テスト(ユニットテスト)とは、最も単純な機能ユニットにおけるプログラムのテストです。
単体テストの対象の一例として、クラス単位、関数単位などがあり、コーディング工程において開発者が実行するのが一般的です。 単体テストによって、クラス、関数など小さな単位(ユニット)の動作に問題がないかを検証することができます。問題の原因特定、修正が容易であるため、バグ修正のコストを下げる効果があります。単体テストを実行するには、テストドライバーの記述、入力データの指定、テスト対象が呼び出している関数と参照している変数を代替するスタブの用意などの作業が必要であり、精度が高く網羅性の高い単体テストを効率よく実行するには、ツールの活用が欠かせません。
 

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