テクマトリックス株式会社(本社：東京都港区、代表取締役社長：由利孝、以下「テクマトリックス」)は、米国Parasoft Corporation(本社：米国カリフォルニア州、最高経営責任者：Elizabeth Kolawa、以下「Parasoft社」)が開発したC言語/C++言語対応テストツール「C++test 2021.2」の販売を2022年2月22日より開始します。

C++testは静的解析(コーディング規約チェック/フロー解析)、単体テスト、カバレッジ計測、実行時メモリエラー機能などを搭載したC言語/C++言語対応オールインワンテストツールです。車載機器、産業機器、医療機器、OA機器といった組み込みソフトウェアの開発や、ミドルウェアの開発、Windows/Linuxアプリケーションの開発など、さまざまな現場で利用されています。 開発工程にC++testによる静的解析、単体テストを組み込むことにより、テストの効率化とソースコードの品質向上が期待できます。

このたびのバージョンアップでは、CI/CDプラットフォームとの統合が強化されました。新たにGitHub、GitLab、Azure DevOpsのツール上で、C++testの実行・レポートの生成のパイプラインを簡単に実装できるように、テスト自動化を補助する機能が追加されました。C++testは、以前よりJenkinsをはじめとしたCI/CDプラットフォームによる自動化されたソフトウェア開発ワークフローのサポートを提供していますが、今回のバーションで、開発者は最新の開発ワークフローで静的解析・単体テストおよびカバレッジ計測を、より簡単に実行できるようになります。

セキュリティ面では、セキュアコーディングガイドラインのサポートが拡張されました。以前より、CERT C/C++コーディングスタンダードやCWEがサポートされていますが、今回のバージョンで、OWASP API Security Top 10-2019やOWASP Top 10 2021(プレビュー版)、DISA-ASD-STIGのルールセットが追加されました。

環境面では、インストール方法が変更されました。zipまたはtar.gzのパッケージを任意の場所に展開するだけでインストールできるようになりました。Dockerコンテナへのインテグレーションもコードで実装可能になり、C++testも含めてIaC(Infrastructure as Code)を実現できるようになります。

テクマトリックスは、Parasoft社製品の国内総販売代理店として、ソフトウェア開発に携わるすべてのお客様の課題を解決する最適なツールとして、C++testの販売、マーケティング、ユーザーサポートなどの活動を強化してまいります。

C++test 2021.2 の新機能・改善点

• CI/CDプラットフォームと統合する機能
• Lattixと統合する機能
• インストール方法の変更
• セキュアコーディングのサポート拡張
• 静的解析ルールの追加と新たなコンフィギュレーションの追加
• サポート環境の追加

Parasoft DTP 2021.2 の新機能・改善点

• TÜV SÜDによるツール認証を取得
• 機械学習による解析結果の確認を支援する機能を強化

販売開始日

• 販売開始日：2022年2月22日
• 出荷開始日：2022年2月22日

2022年2月22日において、保守サービスをご契約いただいているC++testユーザー様には、「C++test 2021.2」バージョンアップ製品を、同じくParasoft DTPユーザー様には、「Parasoft DTP 2021.2」バージョンアップ製品を、それぞれ無償でご提供します。