Understand 7.2の新機能・改善点


 

1. 生成AI連携機能とMCP機能で正確な解析データをリアルタイム取得

生成AI 連携機能の正式対応(*1)

生成AIとの連携機能に正式対応しました。選択可能なLLMモデルの追加・変更やAIサーバーへの接続が可能となり、HTTPSやAPIキーを用いたサードパーティAIサービス連携、ならびにGGUFファイルの切り替え・ダウンロードに対応しました。
また、ローカルAIプロバイダーのコンテキストウィンドウサイズ設定も行えます。 さらに、UnderstandからChatGPTやGeminiなどの生成AIと連携し、コード内のエンティティやファイルに対する要約・概要生成、AIチャットによる対話形式での質問に対応しました。

MCP機能の提供(*1)

AIエージェント × MCPサーバー連携の解析イメージ

AIエージェント × MCPサーバー連携の解析イメージ

AIエージェントがUnderstand のAPIを直接呼び出して解析データを取得できる新機能として、AIエージェントをつなぐハブであるMCP 機能の提供を開始しました。Understandの高い解析精度により、開 発者は信頼性の高いデータを活用して効率的な開発を進めることができ、ソフトウェアの品質向上にもつながります。加えて、開発者は自然言語でUnderstand の解析結果に問い合わせが可能となり、AIが 必要な情報を自動で判断・取得します。

Visual Studio Code上でのMCP連携

Understand のデータベース(.und ファイル)を操作するためのMCP機能を提供するPythonスクリプトが用意されており、Understand API を介して多様なコードやプロジェクト情報を取得可能です。 主な取得情報には、エンティティ情報(関数、クラス、ファイルの名前や種類等)、リファレンス情報(参照・被参照関係、依存関係)、解析結果(注釈、メトリクス)、字句解析情報、制御フローのノード 情報、エンティティやリファレンスの種類リストなどが含まれます。


(*1): 生成AI連携機能にはAIエージェントサービスやLLMプロバイダーの利用契約は含まれません。AIは役立つ正確な提案を提供することを目指していますが、AIが生成した回答は不正確または不完全な場合があります。また、生成AI連携機能の利用おきましては、AIの使用およびデータ取り扱いに関する組織のポリシーを必ず確認してください。本機能を通じてAIに送信されるデータは、ユーザーの判断と責任において取り扱われるものとし、機密情報や個人情報の送信には十分ご注意ください。

2. Visual Studio Code(VSCode)拡張機能の拡充

Microsoft社が提供する無償コードエディター VSCode向けの拡張機能を強化しました。VSCode上で解析結果のグラフやメトリクスを直接表示可能としました。さらに、生成AI連携機能にも対応し、AIを活用したコード解析支援を実現。加えて、本リリースにてVSCode拡張機能専用ライセンス(*2) の提供を開始し、より多くのユーザー様に手軽にご利用いただけるようになりました。

(*2) VSCode 拡張機能専用ライセンスの詳細については、こちらの申込フォームよりお問い合わせください。

3. Mermaid形式のグラフ出力

インタラクティブレポートにMermaid形式のグラフ出力機能が新たに追加されました。
Mermaidはテキストベースの記法でフローチャートやシーケンス図などを簡単に作成でき、コードとして管理できるため、Gitなどのバージョン管理ツールで差分や履歴の追跡が可能になります。作成したグラフはGitHubなどの対応プラットフォームでそのまま表示でき、ローカル環境ではVS Codeの拡張機能を使って編集やプレビューも可能です。

4. グローバル検索

エンティティやファイルコンテンツ、プラグイン、コマンドなどを簡単かつ迅速に見つけられるようになりました。

Assignments/Assigned To

5. プラグイン マネージャー

プラグイン管理画面の上部にあるタグ、ドロップダウンメニュー、テキストボックスを使い、言語・ソリューション・ターゲットなどの条件で効率的にフィルタリングし、必要なプラグインを簡単に見つけられるようになりました。

6. グラフカスタマイズ機能の拡張

グラフノードをクリックするとAI概要が表示され、ドラッグでグラフの移動が可能になりました。さらに、グラフの右側にオプションが追加され、グラフをカスタマイズしやすくなりました。

7. 仮想デバッガー

ステップ実行や関数へのステップインが可能で、複雑なコードの分岐やループを効率的に解析し、論理エラーや潜在的問題を特定しやすくなりました。

8. 解析対象言語にRust(ベータ版)を追加

処理速度とメモリ安全性に優れたプログラミング言語Rustがベータ版として解析対象に追加されました。これにより、高速かつ安全なRustコードの解析・理解が可能となり、今後の正式サポートに向けて機能強化を進めます。

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