ユースケース:構造把握
構造把握とは、ソフトウェアの構造や仕様を把握することです。
例えば、ドキュメントが残されていないソフトウェアに対して部分的な改修や不具合対応を行う場合、変更を行う前にソフトウェアの構造をソースコードから読み解かなければなりません。 目視によるソースコードの確認は、ミスが起こりやすく手間がかかります。
ここでは、Understandのソフトウェアを可視化する仕組みを用いた実践的な構造把握の方法をご紹介します。
構造把握の関連資料はこちら>>
例えば、ドキュメントが残されていないソフトウェアに対して部分的な改修や不具合対応を行う場合、変更を行う前にソフトウェアの構造をソースコードから読み解かなければなりません。 目視によるソースコードの確認は、ミスが起こりやすく手間がかかります。
ここでは、Understandのソフトウェアを可視化する仕組みを用いた実践的な構造把握の方法をご紹介します。
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課題
- 他の人が書いたソースコードを理解するのに時間がかかる
- 部分的な改修や不具合修正といったスポット対応が多い
- ドキュメントが古いため、ソースコードを読まなければ仕様が分からない
原因
アーキテクチャ設計が適切になされていない例:設計者以外がアーキテクチャを理解できていないため、構造を把握することが難しい
構造を理解するための材料が乏しい
例:開発担当者が頻繁に変更されるため、ドキュメント・ソースコードコメントがメンテナンスされていない
コードの可読性が低い
例:何年にも渡ってメンテナンスされたレガシーなコードである
解決策
Understandは、C/C++、Java、VB.NET、C#、Python、JavaScript、TypeScriptなどで開発されたプログラムを高速解析することができます。Understandは、ビルド環境がなく、コンパイルできないソースコードであっても、ある程度の解析結果を得ることができます。
また、C/C++においては関数ポインターによる関数の呼び出しやポインター変数のアドレス操作の解析も行うことができます。
1.クラスの仕様を確認する
ポイント- クラスのメンバーや継承関係から、アーキテクチャを理解
2.関数の処理フローを確認する
ポイント- モジュール(ディレクトリ)内の任意の関数について処理フローを確認
3.関数の呼び出し処理の流れを時系列で確認する
ポイント- モジュール(ディレクトリ)内の任意の関数について処理の流れを確認
関連情報のご紹介
構造把握のユースケースについて、操作動画や関連セミナーをまとめております。是非お役立てください。
- 動画:Understand操作動画(YouTube)
- セミナー:Understand 活用セミナー(中級編) - [構造解析編]
- 関連ツール:Lattix(全体構造の把握が得意な姉妹ツール)
関連資料のご案内
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