分散抑止と負荷削減のため手探りの中、コンタクトセンター立ち上げとシステム導入
2019年以前は、全国に展開する各販売拠点が納品、施工、保守、電話応対の全てを担当していた。既存の顧客管理システムで、インシデント管理の仕組みは構築されているものの、電話応対に関しては、各拠点や協力販売会社ごとに回答内容のばらつきが生じたり、顧客の困りごとが滞留したりする状況もあったという。
こうした背景から、時間をかけてコンタクトセンター企画を進め、2019年4月に営業技術部へ技術支援課を新設し、コンタクトセンター立ち上げを推進することになる。同年11月には販売拠点保守担当向けの問合わせ窓口としてヘルプデスクを開設し、さらに2021年3月にはホール向けのコンタクトセンターを開設し、段階的に対応エリアを拡大している。
ただ、初めの頃はなるべく予算を掛けずに経験を積むため、スモールスタートで始め、必要なソリューションを見極めていく進め方を採っていた。そのため、電話対応履歴やナレッジ、コンタクトセンター運用ルールはプロジェクト管理ツールやExcelで作成し、共有フォルダで管理していたという。
手探りだったこともあり、ワークフロー等に不安を抱えていた時に、テクマトリックスから提案や支援を受け、2020年4月にコンタクトセンター向けCRM「
FastHelp」の利用を開始した。
コンタクトセンター運営が回り始め少しずつ成長する中で、ナレッジ蓄積・管理についても課題を感じ始めていた。
コール数増加に伴いオペレーター教育負荷も増大し、社外向けFAQサイトとしてナレッジを公開することでコール数を削減したい意向が強まったのである。
その後、コーポレートサイトに専用ページを開設したものの、掲載できる件数に限りがあったため、更新頻度が低下してしまった。
そこで、2024年6月にFAQナレッジシステム「
FastAnswer」の利用を開始し、社外向けだけでなく社内向けFAQサイトとしても公開して、負荷を減らしつつコール数削減も目指す体制へと移行した。
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