リクエストに応じて賢くレスポンス

サービス仮想化ツール「Virtualize」で作成したモックサーバーやスタブ(疑似環境)は、リクエストに応じて賢くレスポンスを切り替えることができます。さまざまなリクエストに適切にレスポンスさせることでAPIを利用するアプリケーションのシナリオテストに活用できます。

スタブやモックサーバーに必須の条件設定

なぜリクエストとレスポンスを関連付ける条件設定が大事なのか?例えば、APIを利用するアプリケーションからのリクエストパラメータに"Java"を含む場合に、本来は"Java Book"というレスポンスが欲しいにも関わらず、まったく関係のない"C++ Book"いうレスポンスを返されては、テストになりません。APIを利用するアプリケーションを適切にテストするためには、スタブやモックサーバーに、リクエストに応じて適切にレスポンスするための条件設定が必須になります。これをプログラミングで設定する場合、リクエストごとに対応するレスポンスのif文を大量に記述する必要があるため、開発スキルやメンテナンス工数が課題となるケースが多くあります。そのため、いかにこの条件設定が容易にできるかという点が重要なポイントと言えます。

リクエストに応じて賢く応答するための条件設定

ノーコードで応答条件を設定

サービス仮想化ツール「Virtualize」では、スタブやモックサーバー(疑似環境)が受信するリクエストの内容に応じて、賢くレスポンスの内容を切り替えるための「応答条件」の設定をGUI上から行うことができます。プログラミングで条件設定のi 文を記述する必要はなく、直感的な操作のみで設定できるため、誰でも手軽に開発・メンテナンスすることが可能です。また、この応答条件はリクエストボディやURLパラメータなどの多様な項目に対して設定することが可能です。※必要であれば、コードを書いて、ローコード応答条件を設定することも可能です。

ノーコードで応答条件を設定

シナリオテストで利用できる疑似環境

「Virtualize」で作成したスタブやモックサーバー(疑似環境)は、受信するさまざまなリクエストに対して簡単に応答条件を設定できるため、APIを利用するアプリケーションのシナリオテストを実行することが可能です。また、「Virtualize」には、リクエストの値に基づいた応答条件の設定だけでなく、受信したリクエストの順番を応答条件とする「シーケンシャル仮想化」機能、値の増減を再現する 「CRUD仮想化」機能、そしてMQなどの非同期通信を要する場合の「非同期仮想化」機能など多彩な機能が搭載されています。必要に応じてこれらの機能を活用し、幅広いユースケースのテストで「Virtualize」の疑似環境を利用することができます。

シナリオテストで利用できる疑似環境

APIのテスト自動化とサービス仮想化を1ツールで SOAtest/Virtualizeに
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