CSVデータを利用して豊富なバリエーションで応答
サービス仮想化ツール「Virtualize」は、CSV、Excel、データベースなどで用意した値で、スタブやモックサーバーのレスポンスにバリエーションを持たせ、「データ駆動型の疑似環境」へと拡張することができます。
データ駆動型の疑似環境とは?
なぜデータ駆動型の疑似環境へと拡張することが大事なのか?APIを利用するアプリケーションは、1つのデータパターンでテストするのではなく、さまざまなデータパターンで複数のシナリオをテストすることが大切です。それを叶えるためには、スタブやモックサーバーは、これらの幅広いリクエストのパターンに対応できるように準備する必要があります。各パターンに対して1つ1つレスポンスデータを手動で設定したり、プログラミングでハードコードするのでは、疑似環境の作成やメンテナンスが非常に非効率です。そのため、素早く、簡単にレスポンスにバリエーションを持たせるように設定できることが重要なポイントと言えます。
正常系や異常系も含め、CSVや Excelなどのデータを「データソース」としてツールに取り込み、レスポンスにバリエーションを持たせることを、データ駆動型の疑似環境と呼び、網羅性の高いテスト環境として利用できます。
データ駆動型の疑似環境への拡張
CSVやEXCELで用意したレスポンスデータを投入
サービス仮想化ツール「Virtualize」では、CSVやExcelなどの外部ファイルで用意したデータと連携し、データ駆動型のスタブやモックサーバーへと拡張できます。データソースにデータのバリエーションを持たせることで、正常系や異常系の応答にも幅広く対応も可能です。※各リクエストの種類に対してレスポンスの設定を行うものを「レスポンダー」と呼びます。データ駆動型の応答条件設定
データ駆動型のスタブやモックサーバーへと拡張する場合も、コードを書くことなく、応答条件をGUI上から楽々設定することが可能です。応答条件は、リクエストボディやURLパラメータなどのさまざまな項目に対して設定することができ、幅広いユースケースで活用できます。※下図はリクエスト項目"id"の値に対して、データソースで用意した"id"列の値から条件が一致するものを探し、該当するものがあれば、該当行の値でレスポンスする設定を行っています。PICK UP
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