サービス仮想化ツール「Virtualize」の利用方法 Vol.2
サービス仮想化ツール「Virtualize」の機能や利用方法をご紹介します。
はじめに
ここでは、サービス仮想化ツール「Virtualize」を利用した仮想アセットの作成の流れを動画と共にお届けします。一般的には モックサーバーや スタブと呼ばれるものを「Virtualize」では 仮想アセットと呼びます。この記事では、Virtualizeで作成した仮想アセットをデータ駆動型の仮想アセットや、シナリオテスト用の仮想アセットに拡張する方法をご紹介します。本記事で紹介する動画では、Virtualizeに関連する以下の用語が使用されています。
- 仮想アセット :モックサーバーやスタブに該当するもの
- レスポンダー :モックサーバーやスタブを構成する要素で、各APIに対するレスポンスを設定する機能
- 応答条件 :レスポンダーでリクエストとレスポンスのマッピングをおこなうための設定
STEP4:データ駆動型の仮想アセットに拡張する(モックサーバー/スタブの拡張)
API連携するアプリケーションのテストでは、さまざまなデータパターンでテストをおこなう場合が多くあります。この時に、予めExcelやCSVなどで用意したデータソースを使用し、データ駆動型テストをおこなうのが一般的です。Virtualizeは、API連携するアプリケーションのデータ駆動型テストにも対応しており、実際に応答を返すレスポンダーごとにデータソースと連携することができます。ここでは、Virtualizeで作成したレスポンダーをデータ駆動型に拡張する方法を2つご紹介します。STEP5:シナリオテスト用の仮想アセットに拡張する(シナリオテスト用のモックサーバー/スタブ)
API連携するアプリケーションのテストでは、一連の操作を確認するためにシナリオテストを実施することが一般的です。 Virtualizeで作成したレスポンダーは、受信したリクエストから値を抽出し、レスポンスの値に設定したり、値のインクリメントやCRUD操作を伴うテストをおこなうなど、ユースケースに合わせたAPI連携するアプリケーションのシナリオテストに対応することができます。ここでは、Virtualizeで作成したレスポンダーをシナリオテストで利用する場合の概要についてご紹介します。まとめ
STEP4とSTEP5を通して、データ駆動型の仮想アセットへの拡張方法やシナリオテスト用の仮想アセットの作成方法についてご紹介しました。この記事では、シリーズを通してVirtualizeを使用した仮想アセットの作成や、ユースケースに応じた拡張方法をご紹介してきました。ここでご紹介した動画は、チュートリアル動画でもご覧いただけます。Virtualizeには、この記事でご紹介した機能の他にもさまざまな機能が搭載されています。ご興味がございましたら、「APIテスト自動化」および「サービス仮想化」のページもご覧ください。
このページは、「サービス仮想化ツール「Virtualize」の利用方法 Vol.2」です。関連する記事をまとめて読む場合は、「APIテストまるわかりガイド」から資料をダウンロードいただけます。
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