API テスト自動化ツール「SOAtest」は、CSV、Excel、データベースなどで用意した値で、さまざまなテストデータで API テストを行う「データ駆動型のテスト」へと拡張し、テストを自動化することができます。

データ駆動型テストとは

なぜ「データ駆動型」のAPIテストが大事なのか？　APIは、URLパラメータや電文項目/ペイロード(ボディ)を持つため、さまざまなデータでテストを行い、期待通りの動作をするかを確認する必要があるからです。
開発の後工程(APIを利用するアプリケーションとの結合テストなど)で不具合を出し、手戻りを発生させないためにも、事前にAPIに対して正常系1パターンのデータのみを使用したテストで完了とするのではなく、正常系、異常系を含め、多様なデータパターンでテストし、APIの品質を確保しておくことが重要なポイントと言えます。多数のデータパターンによるテストを効率的に行うために、外部データソースにテストデータを用意し、テストで利用する方法を「データ駆動型テスト」と呼びます。

データ駆動型のAPIテストへ拡張

CSVやEXCELなどで用意したテストデータを投入

APIテスト自動化ツール「SOAtest」の「データ駆動型テスト」では、外部データソースとしてCSV、Excel、データベースなどにテスト用のデータを用意しておき、そのデータを使用してテストを自動化できます。URLパラメータや電文項目/ペイロード(ボディ)にデータを投入し、さまざまなテストデータでテストできることはもちろん、期待通りのレスポンスであるかを検証するための期待値もデータソースで用意し、データ駆動型のテストとしてアサーションも設定することも可能です。「データ駆動型テスト」機能は、作成済みのテスト資産を幅広いテストパターンで検証を行うテスト資産へと素早く拡張します。

期待値の設定

APIテストの期待値をデータソースに用意しておくことで、APIテストの実行時に検証も自動的に行います。期待値の設定もノーコードで GUIからの操作で直感的に行うことができます。期待値を設定すると、実際のレスポンスの値と比較し、差異がある場合はエラーとしてレポートします。※もし、込み入った検証をしたい場合はコードを書くこと(ローコード検証)も可能です。