APIテスト自動化ツール「SOAtest」

データ駆動型のテストとシナリオテストへの拡張

お客様のユースケースに応じてさまざまなAPIテストが可能です。このページでは一部のユースケースにおけるAPIテストのみのご紹介となっておりますため、お客様のユースケースで必要なAPIテストの方法が見つからない場合はお気軽にお問合せください。

3. データ駆動型のテスト

3-1. Excelからデータ駆動型のテストに拡張

データ駆動型の API テスト

データ駆動型の API テストに拡張する方法についてご紹介します。データ駆動型の API テストは、テストデータを格納したデータソースと API のテストドライバーとを紐づけ、バリエーション豊富なデータパターンで API テストの自動化を可能にします。あらかじめ、エクセルや CSV ファイルで用意した正常系・異常系のテストデータの列名をテストドライバーの電文項目に紐づけることで、データ駆動型の API テストを実施できます。




便利な補足機能

データ駆動型の API テストに拡張する際の便利な補足機能についてご紹介します。データ投入機能を利用すると、固定値で設定されているテストドライバーの電文項目とデータソースの列名とを一括で自動マッピングし、素早くデータ駆動型の API テストへと拡張することが可能です。
※今回の例では、配列型の "authors" 要素に 2 件のデータを追加しますので、1:06 - 1:16 で表示される [連続(配列)アイテム数] の値を 2 と指定しています。






3-2. 既存のテストからデータソースを自動生成

既存のテストドライバーからデータソースを自動生成

固定値で設定されたテストドライバーの電文項目から、データソースを自動生成しつつ、データ駆動型の API テストに拡張する方法をご紹介します。データソースの生成機能を利用すると、テストドライバーに設定された電文項目を列名として持つ CSV ファイルを自動生成することが可能です。このとき、生成したCSV ファイルをデータソースとして自動的に使用し、テストドライバーの電文項目にマッピングしますので、素早くデータ駆動型の API テストに拡張することが可能です。






4. シナリオテスト

4-1. API のシナリオテスト

API シナリオテストの概要

たとえば、ショッピングサイトで買い物をするときに、検索API ~購入APIを順番で呼び出すシナリオが考えられます。このような複数の API を想定される順番でテストした時に、API が適切に機能することを確認するために、API のシナリオテストを実行する必要があります。この動画では、複数のテストドライバー間で値を受け渡し、APIの単機能テストからシナリオテストに拡張する際の概要を紹介します。





API シナリオテストの実施

作成済みの複数のテストドライバーを組み合わせて、たとえば、ショッピングサイトで買い物をするときに、検索API ~購入APIを順番で呼び出すようなシナリオテストに拡張する方法をご紹介します。Data Bank 機能を利用すると、テストドライバー間で受け渡す値の変数化が可能になります。変数に格納した値を後続のテストドライバーに設定し、シナリオテストにおける値の受け渡しを実現できます。




便利な補足機能

シナリオテストを実施する際の便利な補足機能についてご紹介します。データソースウィザード機能を利用すると、テストドライバー間の値の受け渡し設定の簡略化が可能になります。この機能は、受け渡す値の抽出(変数化)と、後続のテストドライバ-への変数化した値の設定を、一括で実施することを可能にします。




4-2. データベースの検証

DB 検証の概要

データベースの検証や CRUD 操作を可能にする、DB Tool についてご紹介します。DB Tool は、API テスト実行後の、データベース内の値の整合性を確認するためによく利用されます。データベースから取得した値の自動検証や、API テストの前にデータベースを初期化するなど、API のシナリオテストにおいてさまざまなシーンで活用できる機能です。





DB 検証を含む API のシナリオテスト

API のシナリオテストに DB Tool を追加して、API テストとデータベースの検証を実施する例をご紹介します。この例では、API テスト(POST 電文)で登録した書籍の情報がデータベースに正しく反映されていることを、DB Tool を用いて検証します。API テストで取得したレスポンス電文から値を抽出し(変数化し)、DB Tool に受け渡すようなシナリオテストも作成可能です。




4-3. エビデンスの自動収集

エビデンスの自動収集

API テストの実行後に、エビデンスを自動で収集する方法をご紹介します。ファイル出力機能を利用することで、テスト実行時に送受信されたリクエスト電文とレスポンス電文の内容を、ファイルに出力することができます。出力されるファイル名には、変数を利用し、テスト実行時の時刻などを反映させる形で、ユニークな名前にすることができます。





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