Email Protection 製品概要

クラウドサンドボックス(※有償オプション)を使いリアルタイム性の高い、URLリンクの評価やEmotedの亜種等、シグネチャエンジンで検出できない最新のマルウェアの検出を可能にします。
また、なりすましメール(BEC、ビジネスメール詐欺とも呼ばれます)やマルウェア以外の脅威も阻止します。
提供形態はSaaS、仮想アプライアンス、物理アプライアンスがあります。昨今のMicrosoft365(旧Office365 / O365)やG Suiteの普及に伴いSaaS版の導入が進んでおり、Proofpoint社が提供する『占有型クラウド』は、各ユーザ様からご評価いただいています。

柔軟な展開モデル

Proofpoint Email Protection 柔軟な展開モデル

占有型クラウドのメリット

Proofpoint SaaS = 占有型クラウドサービス

複数の顧客が共有基盤を使用する「共有型クラウドサービス」と比較し、柔軟で安全性の高いサービスを提供

項目 共有型クラウド Proofpoint占有型MTA
パフォーマンス 一部顧客のメールボリュームが、全顧客のパフォーマンスに影響を与えることがあります。 顧客毎に独立したプラットホームにより、他顧客への影響を最小限に防ぎます。
リアルタイムの
ログ参照
共有基盤で取得した全てのログから顧客毎に分割する作業が発生するため、リアルタイムのログ参照が困難です。 顧客毎に独立したプラットホームが構築されています。顧客毎のログの抽出する再処理が不要であり、リアルタイムにログを閲覧できます。
バージョンアップ <一斉バージョンアップ>
共通基盤単位のバージョンアップを実施します。
<顧客毎のバージョンアップ>
顧客毎にスケジュールを調整の上、バージョンアップを実施します。
データの分離性 共通環境で論理的に顧客毎のデータを分離します。 顧客毎に物理的に分離した占有環境を提供します。
ブラックリスト登録の
リスク
共通基盤を利用する他顧客の影響により、共通基盤全体がブラックリストに登録される問題が起きた事案がありました。 顧客毎に個別のIPを割当ることにより、他顧客の影響を受け難い対策を行っています。また、メール送信時のスパムチェックも対応します。

Email Protection機能概要

Email Protection機能概要

Email Protection構成について

  • マスタ
    • Webベース管理用GUIの提供
    • 検疫、レポート、ログの一括管理
    • 定期ジョブの実行
    • エージェントのコンフィギュレーション管理
  • エージェント
    • フィルタリング用 - Mail Filter
    • 暗号・復号用 - Encryption Secure-Reader
  • マスタ x 1 + エージェント x n で一つのクラスタを構成
    ※ロードバランサ及びDNSラウンドロビンによる冗長構成
  • サイジング
    • エージェントにおける単位時間当たりのメッセージ数
    • 冗長性 - 複数エージェントによる冗長化が可能
    • 拡張性 - エージェントの追加でシステムを容易に増強可能

製品仕様

アプライアンス

  P680 P880 P880M P880X
シャーシ 1U 1U 1U 1U
CPU 2.1GHz 1 × Skylake 12 cores 2.1GHz 2 × Skylake 12 cores 2.1GHz 2 × Skylake 12 cores 2.1GHz 2 × Skylake 12 cores
RAM 32GB 64GB 128GB 64GB
HDD 900GB、RAID1 900GB、RAID1 1.8 TB、RAID10 2TB + 10TB、RAID6 + HS
NIC 4 × 1 Gb copper 4 × 1 Gb copper 4 × 1 Gb copper 4 × 1 Gb copper
パワー
サプライ
2 @ 550W 2 @ 550W 2 @ 550W 2 @ 550W
iDRAC

仮想アプライアンス

CPU CPU × 2 cores
RAM 8GB 以上
HDD 80GB 以上
OS ESXi 5, ESXi 5.1, ESXi 5.1 Update1, ESXi 5.5, ESXi 5.5 Update 2,
ESXi 5.5 Update 3, ESXi 6.0, ESXi 6.0 Update 1, ESXi 6.0 Update 2,
ESXi 6.5, ESXi 6.5 Update 2, ESXi 6.7, ESXi 6.7 Update 1
※システム要件はユーザ様に応じて最小要件以上になる場合があります。

SaaS

ハードウェアは不要です。DNSのMXレコードをProofpoint IDCを経由するように設定するだけで利用可能です。

Proofpointに
関するお問い合わせ

  • テクマトリックス株式会社
    東京本社

    ネットワークセキュリティ事業部
    第3営業部
    セキュリティプロダクツ営業1課

    03-4405-7814

  • テクマトリックス株式会社
    西日本支店

    ネットワークセキュリティ営業課

    06-6484-7486

メールでのお問い合わせ
pfpt-info@techmatrix.co.jp

お問い合わせ

製品についてやテクマトリックスについてなど、
こちらよりお気軽にお問い合わせいただけます。