人権

人権基本方針

テクマトリックスグループは、役員・従業員一人ひとりが、人種、国籍、性別、宗教、信条、年齢、出身、身体的・精神的障がいその他、業務の遂行と全く関係ない事由に基づくハラスメントを行わず、また、容認することがないよう、人間尊重の企業文化の確立に取り組みます。差別的言動、嫌がらせ、誹謗・中傷、脅迫・粗暴行為その他、当社の役員及び従業員としてあるまじき言動により、他人に恐怖心を与え、また 不快な思いをさせることを禁じています。また、すべての国、地域においてあらゆる形態の児童労働・強制労働を行わないとともに、サプライチェーン全体において人権への負の影響を助長していない場合であっても、取引関係によって事業活動や製品またはサービスと直接的に関係する人権への負の影響の防止にも取り組みます。
なお、人権尊重の取り組みを推進し、その責務を果たすための指針として、世界人権宣言の考え方に従い、本方針を策定しています。

1.適用範囲
本方針はテクマトリックス株式会社及びその他連結グループ会社のすべての役員・従業員 に適用されます。

2.規範や法令の尊重・順守
世界人権宣言に準拠して、国際的な人権規範を尊重します。
※世界人権宣言 (Universal Declaration of Human Rights 、略称: UDHR )
1948年 第3回 国際連合総会 で採択された、すべての人民とすべての国が達成すべき基本的人権についての宣言(国際連合総会決議 217 A(III))

3.人権尊重の責任
事業活動において、他者の人権を侵害しないこと、人権に対する負の影響が生じた場合または生じる恐れがある場合に適切な救済・是正を行うことにより、人権尊重の責任を果たします。具体的には、「企業倫理ガイドライン」「コンプライアンス行動指針」を定め、人権尊重について明文化し人権に対する負の影響の発生防止に努めるとともに、役員・従業員が本方針を理解し定着するよう、定期的な教育・研修を継続して行います。

テクマトリックス株式会社
代表取締役社長 矢井 隆晴
2023年3月制定

取引先向けガイドライン

テクマトリックスグループ(以下、当社グループ)は、バリューチェーン全体を通じて人権の尊重を推進し、責任ある調達活動に努めます。当社グループの取引先の企業(以下、取引先企業)は、本ガイドラインに準じることが求められます。本ガイドラインは、国連「ビジネスと人権に関する指導原則」および国際人権章典、ILO 中核的労働基準等の国際基準のほか、「テクマトリックスグループ 人権基本方針」を踏まえて策定されています。
本ガイドラインと国内関係法令が異なる場合は、より高い基準に従い、相反する場合には、適用されるべき国内法令を遵守しつつ、本ガイドラインを最大限尊重するための方法を追求することが求められます。

人権デューデリデンス

調査・評価の実施

テクマトリックスグループが掲げる取引先向けのガイドラインに沿って、取引先への要求事項を整理のうえ、海外(タイ、中国、ベトナム)のオフショア先に対して、人権・労働に関する定期的な実態調査を実施しています。

調査テーマ

・強制労働の禁止
・児童労働の禁止・若年労働者の保護
・適正な労働時間
・適正な賃金・福利厚生
・非人道的待遇の禁止
・多様性の尊重と差別・ハラスメントの禁止
・結社の自由・団体交渉権の尊重
・労働安全衛生の確保
・従業員への周知
・体制の整備

また、あわせて調査対象国におけるカントリーリスクも調査しています。

フォローアップ

各社からの回答結果をもとに現状把握し、課題や改善点の分析を行うとともに、必要に応じて打ち手の検討や取引先への依頼・指導を行い、人権尊重を促進するための働きかけを実施しています。また、人権侵害に相当する事例が発生していないかだけでなく、人権侵害の発生を未然に防止するための措置が講じられているか、発生してしまった場合に適切に対処できる体制が整備されているかについても注視して取り組んでいます。

お問い合わせ

製品についてやテクマトリックスについてなど、
こちらよりお気軽にお問い合わせいただけます。

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