当社グループの持続的成長のためには、社員⼀人ひとりの能力を高め、その成長を支援し、組織の能力を最大化することが不可欠です。すなわち、人材戦略こそが当社の経営戦略そのものであると考えています。とりわけ、当社の経営や事業を牽引する次世代のリーダーの育成は人事戦略における重要なテーマとして位置付けています。
人材育成
人材育成方針
高度IT人材の育成
また、エンジニア⼀人あたりに年度ごとに教育研修予算を割り当て、外部専門機関の研修機会を積極的に活用することにより、高度かつ最先端なIT技術を習得し、流れの早いITトレンドの変化に素早く対応できる仕組みを実現しています。

資格取得報奨制度・資格取得支援
当社では、技術革新の速さ、個人のライフスタイルの変化、キャリアの多様化といった時代の変化に合わせて、集合研修のほか、個々の能力開発を強化しています。
ネットワーク・セキュリティ、サーバー、データベース、クラウド等のベンダー認定資格、情報処理技術者や情報処理安全確保支援士等のITの公的資格、AIや統計などDX推進関連、事業運営に必要な資格取得・維持の費用負担、報奨金を支給する等して推奨しています。
語学力の支援としてTOEICの受験を加味した英語研修の実施や、外国人人材には日本語スクールの通学支援を行うなどダイバーシティに対応しています。
その他自己研鑽として、全社員を対象に専門性や個々の能力開発を促進するため、外部のオンライン研修や通学の費用補助、会社の推奨資格を取得した場合には報奨金の支給をしています。
キャリアステップ

教育、研修体系
■研修体系
各レイヤーの役割に応じて求める資質を習得する研修を始め、専門スキルを習得する研修、資格取得支援として報奨金の支給、受験料を会社が負担するなどの支援をしています。
■新卒社員研修
新卒社員には、入社前研修として内定者向けにe-learningや資格取得の費用負担による自己研鑽を支援し、入社後は学生から社会人になるための転換期として、当社の企業文化や会社全体の業務プロセスへの理解を深めるとともに、基礎的なビジネススキルやITスキルを身に付けるためOFFJTからスタートします。
その後、配属先部署の上司・トレーナーによるOJTにて育成するほか、1年に亘り人事部がアンケートや面談を通じて新卒社員をオン・ボーディングする等、安心して働ける環境を提供しています。
■キャリア開発支援
当社は、社員のなりたい姿を実現できるよう「上司とのキャリア面談」「年代別キャリア研修」「キャリアコンサルタントとの面談」の実施により、社員一人ひとりが主体的にキャリア形成をできるように支援しています。
・「上司とのキャリア面談」では、年に1度社員自ら中長期視点のキャリアプランを描き、上司との対話を通じて相互理解する機会を提供しています。
・「年代別キャリア研修」及び「キャリアコンサルタントとの面談」では、各年代に訪れるライフイベントと仕事の両立、価値観などを踏まえて自身のありたい姿を思考し、キャリアプランの描き方、実現に向け思考の整理や行動を促進する機会を提供しています。
その他、当社では社員が主体的に自身のキャリアを切り拓くことができるよう「キャリアチャレンジ制度」を設けています。社員が異動を希望した場合、各種選考の通過(書類選考・面談)により実現できる制度で、社員のチャレンジしたい想いを応援しています。
■評価制度
当社の評価制度は、組織や個人の業績目標や個人の成長目標の達成度合いを評価する「業績評価」と、等級ごとに期待される役割の遂行度合いを評価する「職務適性評価」の2軸で評価を行い、処遇(給与・賞与・等級)を決定します。また管理監督者(マネジメント職:全3等級・スペシャリスト職:全3等級)、一般職(プレイヤー職:全4等級)の各等級ごとに期待する役割や評価基準を明文化し、公平性と納得感のある報酬体系を実現しています。中長期的な成長に向けて、課題設定や計画立案、ノウハウの活用、業務改善といった組織全体への貢献、メンバーや後継者の育成といった人材育成にも重点を置いた評価項目となっています。
年に2回実施される上司との評価フィードバック面談だけではなく、目標設定面談や日常的な1on1(面談)を行い、目標の達成や社員一人ひとりの成長を支援しています。評価結果のフィードバック面談後は、面談の質の向上に向けて、被評価者を対象にアンケートを行っています。また、評価者(管理職)に対しては、フィードバックや目標管理について、人事部による研修に加え、外部講師による研修を実施しています。