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- 2025.05.27
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車載・組み込み開発の課題を解決する、効率化手法のご紹介セミナー~Understand・Lattix利用による割り込み干渉の検出と影響分析~
【ソフトウェア品質向上セミナー】
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近年、車載ソフトウェア開発の現場では、システムの高度化と規模の急拡大により、開発者が直面する課題が増加しています。1台の車両に搭載されるコード量が数千万行を超える例も珍しくなく、従来の手法では割り込み干渉の検出や影響分析が困難になっています。
具体的には、マルチコアの普及により、タスク間の割り込み干渉は不具合の原因となることがあります。また、ソースコードを含む車載ECU間やシステム全体への影響範囲を把握して特定するには、膨大な工数と知識を要します。しかしこれらの課題を解決することは、市場投入までの短縮要求に対して開発効率向上の鍵となっています。
本講演では、この2つの課題に対して、UnderstandとLattixを使った効率化手法をご紹介します。組み込み開発のプロセスを効率化し、品質の維持・確保の取り組みを学べるセミナーです。
▽▽本セミナーに参加されるとこんなことがわかります▽▽
- ソフトウェアの構造把握の必要性とその影響
- 組み込みソフトウェアの品質維持・確保のためのベストプラクティス
- 割り込み干渉や影響範囲の自動検出により、実装ミスを未然に防止
当日は、質疑応答の時間もご用意しておりますので、参加者様よりいただいた質問にオンラインでお答えします。この機会を通じて、新たなアイデアやベストプラクティスが共有できましたら幸いです。どうぞふるってお申込みください。
※内容は、変更する場合がございます。あらかじめご了承ください。
Understandについて
全世界で多くのユーザを持つ、米国Scientific Toolworks, Inc.のソースコード構造解析ツール『Understand』は、2008年の日本語版リリース以降、関数の処理フローやコール関係など、レガシーコードを理解するために欠かせない情報を、解り易く可視化するツールとして多くのお客様の支持を集め、国内でも既に2000ライセンス以上が出荷されています。Understandは、大規模で複雑なプログラムを素早く解析するための多彩な機能を搭載しています。アーキテクチャから個々のクラスや関数まで、あらゆるレベルでソースコードを解析し、プログラムの制御フローや構造、クラス継承、関数や変数の関係など、さまざまな角度からソースコードを見える化します。 さらに、Understandは高速解析エンジンを利用して、ソースコードを素早く検索し、その情報をひと目で確認できるビューを提供します。加えて、100種類に及ぶコードメトリクスを分析するので、ソースコードの品質の定量的な評価に利用できます。Understandを利用することにより、必要な情報を容易に収集することができるため、迅速なレビューと効率的な調査が可能になり、より生産性を向上させ高品質なソフトウェアの開発を行うことができます。
>>>詳しくはこちら
Lattixについて
Lattixは、DSM(Dependency Structure Matrix)手法を使ってソフトウェアの構造と依存関係を可視化する、アーキテクチャ分析ツールです。Java、.NET、C/C++アプリケーションのアーキテクチャや、Oracle、SQL Serverのデータベースのアーキテクチャ、UML、SysMLのモデルを分析し、構成要素(サブシステムやモジュール、ファイル、関数など)の依存関係を表形式(マトリクス)で表示します。また、パーティショニングや、影響範囲分析、メトリクス分析といった、設計・構造からアプリケーションの品質向上を支援するさまざまな機能を備えています。アーキテクチャの設計や、コーディング、アーキテクチャの最適化、コードの修正、モデリング、リファクタリングにLattixを活用することにより、ソフトウェアの品質や安定性、保守性、性能の向上が期待できます。>>>詳しくはこちら
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本件についてお問い合わせ
テクマトリックス株式会社
東京本社ソフトウェアエンジニアリング事業部
03-4405-7853
- メールでのお問い合わせ
- scitools-info@techmatrix.co.jp