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イベント・セミナー

  • 2021.11.12
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【ソフトウェア品質向上セミナー】二つの国内事例から見る、派生開発におけるソフトウェア構造の品質評価と、課題解決につながるツール選定・活用法のご紹介

—本セミナーは終了しました—

【ソフトウェア品質向上セミナー】二つの国内事例から見る、派生開発におけるソフトウェア構造の品質評価と、課題解決につながるツール選定・活用法のご紹介
組込みソフトウェアの開発業界で主流となっている派生開発では、構造の複雑化により、構造全体の把握が困難になっています。
また、不具合対応や機能追加などによる影響の範囲を特定することも容易ではありません。
しかし、開発の現場では、短納期でリリースすることが求められており、以下のような課題に直面しています。

【開発現場の課題】
  • 複雑なソースコードの全体像が把握できず影響範囲がわからない…
  • さまざまな課題があり、どのようにツールを選定評価すればいいかわからない…
  • 構造の現状把握や劣化具合を把握したい…
本セミナーでは、株式会社アイシン 上林 学氏と、三菱スペース・ソフトウエア株式会社 岡野 麻子氏を講師にお迎えして、2社の事例を交えて講演いただきます。株式会社アイシン様より、派生開発におけるソフトウェア構造の劣化を防ぐためにメトリクスを用いた取り組みについてお話しいただきます。三菱スペース・ソフトウエア株式会社様からは、ツール選定から導入後の効果や評価までを、ソフトウェアプロセス改善活動の視点からお話しいただきます。

また、テクマトリックスからは、最新版のUnderstand 6に搭載された新機能や改善点、Lattixの機能やユースケースなどをご紹介いたします。どうぞふるってお申込みください。

※講演の詳細はこちら
※内容は、変更する場合がございます。あらかじめご了承ください。

開催概要

【ソフトウェア品質向上セミナー】
二つの国内事例から見る、派生開発におけるソフトウェア構造の品質評価と、
課題解決につながるツール選定・活用法のご紹介

開催日程

2021年11月12日(金) 13:00~15:30

開催場所

オンライン

関連製品

参加費

無料

定員 100名(先着順)
※ご同業の方、個人の方の参加はご遠慮いただいております。
申し込み方法 お申し込みページにご記入の上、送信してください。
折り返し、受け付け状況とURLをメールにてお知らせします。
参加方法 申込後にご視聴方法をメールにてお知らせいたします。
当日はお知らせしたご案内に沿ってご参加ください。
利用システム Zoom
アジェンダ
  1. ソースコード解析ツール「Understand」のご紹介
    講演者:テクマトリックス株式会社 ソフトウェアエンジニアリング事業部
  2. 課題解決につながるツール選定から活用まで
    講演者:三菱スペース・ソフトウエア株式会社
    鎌倉事業部 生産技術部 生産技術課
    岡野 麻子氏

    概要:三菱スペース・ソフトウエア株式会社では、Understandをコードレビュー補助や、製造着手前のリスク分析支援など、さまざまな用途で利用しています。多くの機能があるからこそ、利用したいシーン・動機(問題・課題)に合致した 目的・用途ごとに、ツールの強み・弱点を知り、選択・利用・評価をする必要があります。目的から利用するツール・機能を選択して使用した結果と目的の達成を評価するまでの流れを、当部門 (SEPG)の視点から解説します。扱う課題の粒度こそ違え、本発表で取り上げる課題解決の基本的アプローチが、プロジェクトリーダー、品質担当の方など、さまざまな立場の方のお役に立てば幸いです。
  3. アーキテクチャ分析ツール「Lattix」のご紹介
    講演者:テクマトリックス株式会社 ソフトウェアエンジニアリング事業部
  4. メトリクスを活用したソフトウェア構造の劣化判断
    講演者:株式会社アイシン
    ソフトウェア基盤技術部 SEPG統括室 第2グループ
    上林 学氏

    概要:株式会社アイシンでは、複数の得意先からそれぞれの要求に沿った製品をリリースすることが求められており、ソフトウェア開発の多くを派生開発によって実現しています。機能の変更・追加・削除を繰り返すことでソフトウェア構造は劣化してしまい、小規模の変更でも影響範囲が広くなり想定より工数が増大し、品質の劣化につながります。定期的に構造の見直しを行うことで劣化を食い止めることができていましたが、劣化具合を判断する術を持っていませんでした。メトリクスと生産性の相関関係からソフトウェア構造の劣化具合を可視化することで、適切なタイミングで構造の見直しを行うことができると考えました。
  5. テクマトリックス株式会社のソフトウェア品質向上ソリューションのご紹介
    講演者:テクマトリックス株式会社 ソフトウェアエンジニアリング事業部
※内容は、変更する場合がございます。あらかじめご了承ください。

講師紹介

株式会社アイシン
ソフトウェア基盤技術部 SEPG統括室 第2グループ
上林 学氏


【経歴】
2008年、アイシン精機株式会社(現 株式会社アイシン)に入社し、ITS・システム開発部に配属、画像処理による車両/標識認識、駐車支援システム開発に従事
2014年よりソフトウェア基盤技術部に異動し変更に強いソフト構造の検討、SILSによる評価効率化、ソフトウェアプラットフォーム開発に従事
2021年よりSEPG統括室に異動し、現在に至る

三菱スペース・ソフトウエア株式会社
鎌倉事業部 生産技術部 生産技術課
岡野 麻子氏


【経歴】
入社以降、防衛分野に従事
2005年よりQAに配属
2012年よりSEPGとしてプロセス改善を進める。主にプロジェクト支援を行う
ツール類(静的解析・構造解析ツール、プロジェクト管理ツールなど)の利用促進や導入コンサル、メトリクス分析、プロセスモデルに基づくプロセス改善支援などを行い現在に至る


Lattixについて

Lattixは、DSM(Dependency Structure Matrix)手法を使ってソフトウェアの構造と依存関係を可視化する、アーキテクチャ分析ツールです。 Java、.NET、C/C++アプリケーションのアーキテクチャや、Oracle、SQL Server のデータベースのアーキテクチャ、 UML、SysMLのモデルを分析し、構成要素(サブシステムやモジュール、ファイル、関数など)の依存関係を表形式(マトリクス)で表示します。また、パーティショニングや、影響範囲分析メトリクス分析といった、設計・構造からアプリケーションの品質向上を支援するさまざまな機能を備えています。アーキテクチャの設計や、コーディング、アーキテクチャの最適化、コードの修正、モデリング、リファクタリングにLattixを活用することにより、ソフトウェアの品質や安定性、保守性、性能の向上が期待できます。

>>>詳しくはこちら

Understandについて

全世界で多くのユーザを持つ、米国Scientific Toolworks社のソースコード構造解析ツール『Understand』は、2008年の日本語版リリース以降、関数の処理フローやコール関係など、レガシーコードを理解するために欠かせない情報を、解り易く可視化するツールとして多くのお客様の支持を集め、国内でも既に2000ライセンス以上が出荷されています。
Understandは、大規模で複雑なプログラムを素早く解析するための多彩な機能を搭載しています。アーキテクチャから個々のクラスや関数まで、あらゆるレベルでソースコードを解析し、プログラムの制御フロー構造クラス継承関数や変数の関係など、さまざまな角度からソースコードを見える化します。 さらに、Understandは高速解析エンジンを利用して、ソースコードを素早く検索し、その情報をひと目で確認できるビューを提供します。加えて、100種類に及ぶコードメトリクスを分析するので、ソースコードの品質の定量的な評価に利用できます。Understandを利用することにより、必要な情報を容易に収集することができるため、迅速なレビューと効率的な調査が可能になり、より生産性を向上させ高品質なソフトウェアの開発を行うことができます。

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本件についてお問い合わせ

  • テクマトリックス株式会社
    東京本社

    ソフトウェアエンジニアリング事業部

    03-4405-7853

メールでのお問い合わせ
lattix-info@techmatrix.co.jp

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こちらよりお気軽にお問い合わせいただけます。