バイナリ差分アップデートツールRTPatch
IoT機器やOTA(Over The Air)のソフトウェアアップデートを支援
「RTPatch」は、アップデート時の新旧ファイル・データの差分をパッチとして作成・配布する商用バイナリ差分アップデートツールです。「バイナリ差分技術」により、最大99.9%までファイルサイズを圧縮することができます。
- ソフトウェア品質保証
- ソフトウェア品質向上
- セキュリティ
IoT機器やOTA(Over The Air)のソフトウェアアップデートを支援する
世界で最も使われているバイナリ差分アップデートツール「RTPatch」
「RTPatch」は、バイナリ差分方式で変更箇所の差分のみを抽出してアップ デート用パッチファイルを作成するため、第三者からは解読不可能なバイナリデータになります。これにより、情報窃盗のセキュリティリスクが低減します。 また、オリジナルデータから最大99.9%までファイルサイズを削減するため、 アップデート効率の大幅な向上による”通信コストの削減”、 ”アップデート時間の短縮”、”サーバー負荷の軽減”が期待できます。
RTPatchは、バイナリ差分をパッチファイルとして生成する「Build」エンジンと、生成されたパッチをファイルに適用する「Apply」エンジンで構成されています。
RTPatchの特長
組み込み機器のアップデートにも有効
近年、パソコンやスマートフォン、タブレットだけでなく、私たちの身の回りにある家電製品(テレビ、電子レンジ、冷蔵庫など)や、工場の製造装置、医療機器なども、インターネットに接続されています。また、自動車業界では、無線ネットワークを利用した車載ソフトウェアのオンラインアップデート方式としてOTA(Over The Air)の活用ニーズが高まっています。このような背景から、インターネットに接続されるデバイスの拡大や、ソフトウェアのアップデートが頻繁に行われるようになったことにより、セキュアかつ高速にソフトウェアをアップデートする方法が求められています。RTPatchを利用することで、ファイルの変更箇所のみ(バイナリ差分方式)を差分パッチとして生成することができるため、アップデートの効率を大幅に向上することができます。
99.9% ファイルサイズを削減
従来のアップデート方法(ファイル差分方式)に比べて、アップデート用パッチファイルのサイズを最大で「99.9%」削減することができます。
アップデート時間の短縮
アップデート用パッチファイルのサイズを大幅に縮小できるため、アップデートにかかる時間を短縮することができます。時間とコストの削減に貢献します。
ネットワーク帯域の利用効率の向上
パッチファイルが小さくなれば、当然ネットワーク帯域の利用効率の向上につながります。また、物理媒体からオンラインアップデートに変更することで、コストを削減の実現も可能です。
セキュリティの強化
変更箇所の差分のみを抽出してアップデート用パッチファイルが作成されるため、第三者からは解読不可能な差分のみのバイナリデータとなります。そのため情報窃盗のセキュリティリスクを低減させます。
最小55KBの空きスペースで稼動
最小必要メモリサイズは、プログラム41KB+ワーク領域14KB。限られたハードリソース上でも稼動が可能です。そのためさまざまな組み込み機器のアップデートに適用可能です。
「RTPatch」の導入事例
RTPatchは、全世界500社以上でその高い機能と安全性を評価されています!
「RTPatch」は、全世界500社以上でその高い機能と安全性を評価され、さまざまなニーズに合わせてアップデートツールとして採用されています。アメリカ航空宇宙局(NASA)のスペースシャトルのソフトウェアプログラムのアップデート、アメリカ海軍及びアメリカ湾岸警備隊のデジタル航海図のアップデート、大手アンチウィルスメーカーのウィルス定義ファイルのアップデートなど、幅広い分野で利用されています。日本では、カーナビゲーションシステムおよび地図データのアップデート、宅配便用のハンディ端末、スマートメーター、ネットワークプリンタのファームウェアのアップデートなど、組み込み端末のソフトウェア・データのアップデートツールとしても多数採用されています。
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