製品情報

EMC アイシロン スケールアウトNAS

ネットワークストレージの常識を覆す圧倒的なテクノロジー

分散ファイルシステム『OneFS』 による 「単一ボリューム」「負荷分散」「データ保護」

全てのノードがコントローラとディスク装置としてActive-Active構成で動き、最大50PBの単一ボリュームを提供します。クライアントからのアクセスはいずれか1ノードに自動で割り振られ、受け取ったデータを分散ファイルシステム『OneFS』が分割し、パリティを生成して全ノードに保存します。ノード間でデータが共有されるため、どのノードからでもデータを読み出すことが可能です。

分散ファイルシステム『OneFS』 による「単一ボリューム」「負荷分散」「データ保護」<br />クリックすると拡大図が表示されます

従来のNASはコントローラにアクセスが集中することによりボトルネックが発生しました。アイシロンは全てのノードがコントローラとして動作するため、高いパフォーマンスを提供することが出来ます。標準でDNSラウンドロビン、オプションで負荷状況に応じたアクセス分散が可能です。


ノードをまたいでパリティを保持することで、ハードディスク障害だけでなく、ノード障害が発生してもデータを保護します。ノード障害時には正常なノードからデータにアクセスでき、同時にパフォーマンスへの影響も最小限に抑えられます。
パリティの生成ポリシーによって、最大4ノード同時障害が発生してもデータ保護とシステムの継続稼働が可能です。

スケールアウト型アーキテクチャー

従来のスケールアップ型と呼ばれるNASヘッド+ディスクシェルフのアーキテクチャーでは、NASヘッドの性能がボトルネックになり、ディスク容量とパフォーマンスのバランスを両立することが出来ませんでした。EMCアイシロンのスケールアウト型アーキテクチャーは、NASヘッドとディスクが一体となった「ノード」を複数で構成するクラスタシステムです。追加(スケールアウト)するノード数に比例してディスク容量とパフォーマンスを同時、かつ直線的に拡張することが可能です。

スケールアウト型アーキテクチャー
 
スケールアウト型アーキテクチャー

スケールアウトはたったの60秒、自動でデータ再配置と均等化

ディスク容量、またはパフォーマンスが足りなくなったら、ノードを設置して60秒でスケールアウトが完了します。システムは完全無停止で、設定変更も必要ありません。

スケールアウトした後は、自動でデータを均等に再配置し、ディスク利用効率を高めます。


スケールアウトだけでなく、リプレースにも同様のテクノロジーを使うことが出来ます。大量のデータを手動で移動する必要がなく、無停止でシステムリプレースが完了します。

システム構成

クライアントは、Ethernet接続(1GbEまたは10GbE)を使用してアイシロンに接続でき、NFS、SMB、FTP、HTTPといったプロトコルを利用できます。高速なファイルアクセス環境をSANに比べてシンプル、低価格で導入可能です。
データ分散、データ移行などの処理は、高速、低遅延のInfiniBandスイッチを使った内部通信ネットワークで行われるため、サービスネットワーク側のトラフィックに影響を与えません。

システム構成

オプションライセンス、ソフトウェアによる高い利便性の提供

SmartConnectAdvance ロードバランシングを備えたポリシーベースアクセス
NFSクライアントフェイルオーバー
SmartPools モデル混在環境下での1ボリューム化
ストレージの自動階層化
SyncIQ 高速な災害復旧のための非同期レプリケーション
SnapshotIQ 高速で効率的なスナップショット
SmartDedupe ディスク利用効率を最大化する重複排除
InsightIQ/DataIQに修正 ストレージリソース管理用のパフォーマンス監視、レポート作成
SmartQuaotas クォータ管理とシン・プロビジョニング
SmartLock WORM機能によるデータ保護

Dell EMC PowerScale (アイシロン)に
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