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導入事例医療情報システムのデータ、サーバーOSをイミュータブル(変更不可能)バックアップ 復旧時間を大幅短縮しランサムウェア被害を最小化 「3-2-1」ルールで医療の継続性を実現

お客様

公益財団法人 脳血管研究所 美原記念病院様

カテゴリ

  • ネットワーク/ストレージ

関連サービス/製品

導入事例:公益財団法人 脳血管研究所 美原記念病院様

群馬県伊勢崎市の脳神経疾患の専門病院である脳血管研究所 美原記念病院。医療機関を狙ったランサムウェア攻撃が増加する中、同院はバックアップシステムの見直しを行った。医療継続性の観点から重視したのが、データ保護と早期復旧の2点だ。製品選定において、この2点を満たしていたのは、テクマトリックスが提案したデータセキュリティ・管理プラットフォーム「Cohesity(コヒシティ)」だけだった。同院は、データのイミュータブル(変更不可能)化と、サーバーのイメージバックアップを高く評価。復旧時間を大幅に短縮し、ランサムウェア被害を最小化できるからだ。新バックアップシステムは、ランサムウェア対策に有効な「3-2-1」ルールを実現し、地域医療と患者の継続的な治療を守っている。

課題

  • ランサムウェア攻撃でシステムが停止した際に早期復旧したい
  • ランサムウェアによるデータの暗号化を防止したい
  • 「3-2-1」ルールを実現し医療の継続性向上を図りたい

効果

  • Cohesity導入によりデータはもとよりサーバー全体のイメージバックアップが可能に。新たなサーバー構築の手間と時間を削減し復旧時間を大幅に短縮
  • データをイミュータブル(変更不可能)にしてバックアップすることで、ランサムウェアによる削除・改変・暗号化を防止
  • 既存のオフラインへのバックアップと組み合わせ、ランサムウェア対策やBCPに有効な「3-2-1」ルールを実現し医療の継続性を向上


導入の背景:医療機関のランサムウェア被害が増加 バックアップシステムの見直しを図る

1963年に設立された公益財団法人脳血管研究所 美原記念病院。
現在、脳神経疾患の専門病院として脳神経内科・脳神経外科を中心とし、パーキンソン病といった神経難病の診療にもあたっている。
また、附属施設の介護老人保健施設や訪問看護ステーションやグループ内の診療所と連携し、脳神経障害の急性期治療、リハビリテーション、そして家庭復帰まで一貫して治療にあたることを目的としている。同院は、地域の福祉・健康増進、医療発展になくてはならない存在だ。

超高齢化社会が進む中、地域における脳神経疾患の専門病院として、同院の果たす役割はますます大きくなっている。治療の根幹となる医療継続の観点で、同院が強い危機感を抱いたのが、国内医療機関におけるランサムウェア被害の続発だ。

医療情報システムがランサムウェアに感染することで、医療の継続性における重要な問題が2点あると、脳血管研究所 法人本部 経営管理部 システム管理課 課長補佐 礒部 智行 氏は話し、説明する。
「1点目は、電子カルテのデータが暗号化され閲覧・使用できなくなること。2点目は、システムの復旧までに数カ月を要するケースがあること。問題解決に向けて、2022年に複数のベンダーにランサムウェア対策の強化を目的にバックアップシステムの提案を依頼しました。医療機関のランサムウェア被害がニュースで取り上げられるなど、脅威が身近に迫っていると感じたのがきっかけでした」



公益財団法人 脳血管研究所 美原記念病院

所在地:〒372-0006 群馬県伊勢崎市太田町366
開設年月日:昭和39年8月1日
診療科目:脳神経内科、脳神経外科、整形外科、リハビリテーション科、内科、外科、放射線科、循環器内科、精神神経科

お客様担当者

公益財団法人 脳血管研究所 法人本部 経営管理部 システム管理課 課長補佐

礒部 智行 氏

公益財団法人 脳血管研究所 法人本部 経営管理部 システム管理課 主任

塩谷 将彦 氏

本件についてお問い合わせ

  • テクマトリックス株式会社
    東京本社

    ネットワークセキュリティ事業部
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