製品概要

最先端のリスクマネージメントをPCレベルで実現

  • モンテカルロ・シミュレーションをPCレベルで高速に実行します。
    (500万案件を約10時間で計算・集計)
  • 求められるリスクを統合計量化
    信用リスクのみを計量しても、リスクを計量化したことにはなりません。RACERSは市場リスク、信用リスク、プリペイメントリスクを拡張VaRを使用し同時に計量化します。
  • 市場リスク
    評価のための金利シナリオを多数発生させて、市場リスクを計量します。通常のVaRと比較して流動性の少ない資産、負債を評価するためには保有期間を長く設定する必要があります。この際に評価に使用する金利シナリオは、金利無裁定モデルを基に発生する必要が生じます。RACERSでは、デリバティブ評価で実績のあるHull-Whiteモデルを使用しています。

※金利[ゼロクーポンレート]シナリオ(200サンプル)
 
  • 信用リスク
    モンテ・カルロ・シミュレーションで収益分布が非対称な信用リスクも計量可能です。多期間でのデフォルト・イベントで計量する手法(クレジット・メーター)に加え、CRM版では期限内の信用度の変動で計量する手法(CreditMetrics準拠)の2手法を装備しました。CRM版の CreditMetrics準拠手法では債務者間の相関も反映でき、さらにクレジット・メーター手法では連鎖倒産にも拡張可能です。

※累積デフォルト確率シナリオ(200サンプル)
 
  • プリペイメントリスク
住宅ローン等の繰上弁済、定期預金等の期前解約など、見込んでいる収益に対して変動要因となるプリペイメントリスクがあります。これは、金利上昇期の解約、金利下降期のローンの繰上弁済と資産、負債側が、別の金利状況で発生するため、影響が際立ちます。RACERSでは評価資産、負債ごとに解約率等を設定できます。また、比例ハザードモデルを組み込むオプションも用意しています。
 
  • カスタマイズ可能な、多彩な出力項目
出力モジュールはカスタマイズ(ソースコード公開)でき、各種の出力項目のプリントアウトが可能です。
 

  • リスク性指標 - 拡張VaR、限界VaR、限界リスクなど。
  • 収益性指標 - RAR、RAROC、RAROAなど。

※収益度数分布
 

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