モジュール一覧
F5トラフィックマネジメントソリューションは拡張性優れたモジュラー設計のため、新機能を簡単に組み込みが可能で、アプリケーションとビジネスの課題の変化にすばやく対応することができます。
インテリジェント圧縮モジュール
搭載可能機種 | |
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BIG-IP1600 | |
BIG-IP3600 | |
BIG-IP3900 | |
BIG-IP6900 | |
BIG-IP8900 |
概要 | 詳細 |
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現在、WAN レイテンシーの高さと接続ボトルネックが原因で、多数のウェブアプリケーションがクライアントパフォーマンスの悪影響を受けています。ユーザーに送信されるトラフィックの量を大幅に低減させることで、アプリケーションパフォーマンスを大幅に改善できます。 | ユーザーのダウンロードタイム短縮 このモジュールにより、ページのダウンロードタイムを5 分の1 に短縮することができます。 帯域幅コストを削減 HTTP、XML、Javascript、J2EE アプリケーションなど、幅広い種類のコンテンツを効率的に圧縮し、帯域幅コストを最大80 パーセント削減します。 クライアント認識圧縮(特許出願中) クライアントRTT を測定して接続の種類(ダイヤルアップなど)を識別するBIG-IP 独自の機能を使った圧縮により、処理サイクルを節約しながら、圧縮処理を優先ユーザグループに集中させることができます。 トランスペアレントな圧縮 現在のウェブブラウザがサポートするGZIP およびDeflate 圧縮アルゴリズムを使ってHTTPトラフィックを圧縮します。完全にトランスペアレントな方法で圧縮を実行するため、特別なソフトやプラグインのダウンロードは必要ありません。 適応型の圧縮 圧縮に割り当てるサイクルをシステム負荷に応じてコントロールし、減らすことができます。 その結果、すべての機能で最適なパフォーマンスを保証できます。 |
レイヤ7 レートシェイピングモジュール
搭載可能機種 | |
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BIG-IP1600 | 標準搭載 |
BIG-IP3600 | 標準搭載 |
BIG-IP3900 | 標準搭載 |
BIG-IP6900 | 標準搭載 |
BIG-IP8900 | 標準搭載 |
概要 | 詳細 |
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組織では、帯域幅の競合によるアプリケーションパフォーマンス低下が頻発しています。また、重要なトラフィックを優先度の低いトラフィックよりも先に通過させることが難しくなっています。BIGIPのレイヤ7 レートシェイピングモジュールは、きめ細かな帯域幅コントロール機能を提供し、アプリケーション帯域幅の使用とトラフィック急増の管理を改善します。 | アプリケーションのパフォーマンスとアベイラビリティを保証 低優先度トラフィックによるビジネスクリティカルなアプリケーションへの影響を確実に防ぎます。また、高優先度アプリケーションに優先的に帯域幅を割り当てることにより、最適なアプリケーションパフォーマンスを実現します。 帯域幅の管理コストをコントロール 低優先度アプリケーションによる帯域幅消費を制限し、全体の要求帯域幅を低減し、トラフィック急増によるコスト上昇を抑えます。 デバイスコストを削減 レートシェイピング専用製品を不要にし、トラフィック管理を簡素化・一元化します。 高度な帯域幅制御 柔軟な帯域幅制限、帯域幅借用機能の完全サポートとトラフィック待ち行列機能(stochastic fair queue, FIFO ToS priority queue)を提供します。 レイヤ2 からレイヤ7 のきめ細かなトラフィック分類 あらゆるトラフィック変数をもとにレートクラスをコントロールします。優先度が類似したアプリケーションによる帯域幅共有を可能にし、リソース共有を改善します。 帯域のリミット 許可されたネットワーク内に指定のアプリケーショントラフィックを確実にとどめておくことが可能な、重要なセキュリティ機能です。 |
IPv6ゲートウェイモジュール
搭載可能機種 | |
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BIG-IP1600 | 標準搭載 |
BIG-IP3600 | 標準搭載 |
BIG-IP3900 | 標準搭載 |
BIG-IP6900 | 標準搭載 |
BIG-IP8900 | 標準搭載 |
概要 | 詳細 |
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現在、多数の組織がIPv6 への移行を始めていますが、新たなIP 計画用に特化されたデータセンタ構築ではコストと管理が大きな問題になります。IPv6の需要が世界的に増加している現在、多くのサイトがIPv6 トラフィックの処理という新たな課題に直面しています。組織には、IPv6 トラフィックの増加に合わせたネットワーク移行のための明確でシームレスな戦略が必要です。 | コスト削減 v4 ネットワークとv6 ネットワーク間の完全なIP 変換機能とロードバランシング機能を提供します。IPv4 とIPv6 が混在するホストリソースのプールを使用可能にし、IPv4 ネットワークからIPv6 ネットワークへのユーザーの移行をサポートします。既存のIPv4 リソースが無駄にならず、IPv6 ネットワークへの投資効果も最大限に発揮されます。 IPv6 サポート このモジュールは、オブジェクト定義、オブジェクトプローブ、AAAA、A6、DNAME、SNMP、F5 iControl と統計機能をサポートします。また、BIG-IP によるIPv4 およびIPv6 アドレス(セルフIP、仮想サーバ、プロキシ、ノード、SNAT)のサポートを可能にします。 IPv6/IPv4 変換 特定のアプリケーションと地域ではIPv6 が必要になりますが、短期間での大量移行は期待できません。このモジュールを利用すると、サポート可能なすべてのBIG-IP 製品がIPv4 またはIPv6 エンドポイント用にトラフィックを変換できるようになります。そのため、IPv6 の需要増加に合わせて徐々に移行を進めることができます。 |
拡張クライアント認証モジュール
搭載可能機種 | |
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BIG-IP1600 | |
BIG-IP3600 | |
BIG-IP3900 | |
BIG-IP6900 | |
BIG-IP8900 |
概要 | 詳細 |
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複数サーバの認証管理には多額のコストがかかります。一方、最高レベルの認証は、他の処理に必要なサーバサイクルを消費します。拡張クライアント認証モジュールは、HTTP やその他のLDAP、Radius、TACAS をサポートし、最高レベルのクライアント認証機能を提供することができます。 | 幅広いウェブ認証をサポート HTTP/S、LDAP、RADIUS、TACS、HTTPS、クライアント証明書ベースのLDAP とOSCP をサポートします。その結果、ヘッダやペイロードに含まれる全ての認証用変数を識別して使用する、遍在的な機能を利用できるようになります。 SSL のための高度な許可と認証 OCSP レスポンダに対する2 因子認証またはクライアント証明書LDAP認証により、きめ細かなアクセス権付与とコントロールを可能にします。 アプリケーション攻撃を防止 ネットワークの認証境界をアプリケーションから遠ざけることにより、ウェブ層とアプリケーション層の保護を強化できます。 カスタマイズ可能な唯一の認証フレームワークを提供 認証用クライアント情報を外部デバイスに引き渡すPAM(Pluggable Access Module)をサポートするため、PAM サービスに対応するすべての認証デバイスにBIG-IP を統合できます。 |
SSL アクセラレーションモジュール
搭載可能機種 | |
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BIG-IP1600 | |
BIG-IP3600 | |
BIG-IP3900 | |
BIG-IP6900 | |
BIG-IP8900 |
概要 | 詳細 |
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CPU 負荷の大きい処理をサーバから分離し、効率的なSSL トランザクション用に設計された高性能デバイスにSSL復号化を移行させます。 | 100 パーセントのSSL 化 セキュア処理のボトルネックの完全解消により、組織のすべての通信をSSL に移行できるようになります。 AES(Advanced Encryption Standard)のサポート 処理パフォーマンスを低下させずに、より安全な暗号を提供します。 集中管理 証明書管理を単一ソースに集中させ、管理業務を大幅に簡素化します。 コスト削減 ネットワーク上の各サーバ用のSSL 対応サーバソフトウェアの購入とインストールを不要にします。 選択的なコンテンツ暗号化と暗号化クッキー 業界で最もきめ細かいコントロール機能が、全体的、部分的、条件的なデータ暗号化をアプリケーションコードの変更なしに実現します。 |
アドバンストルーティングモジュール
搭載可能機種 | |
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BIG-IP1600 | |
BIG-IP3600 | |
BIG-IP3900 | |
BIG-IP6900 | |
BIG-IP8900 |
概要 | 詳細 |
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BIG-IP による他のデバイスとのルーティング情報共有を可能にし、企業ネットワーク内での相互運用性を向上させます。 | Border Gateway Protocol(BGP) ISP の相互接続と、エンドユーザによる複数ISP への接続を可能にします。 Routing Information Protocol(RIPv1 & RIPv2) 各ルータの到達可能ネットワークと当該ネットワークまでの距離に関する情報交換により、ネットワークルータをネットワーク接続の変更に動的に適応させます。 Open Shortest Path First(OSPF) 単一自律システム内のルータ間でルーティング情報を配信し、最も低コストなパスをベストパスとして選択します。 |
Fast Cacheモジュール
搭載可能機種 | |
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BIG-IP1600 | 標準搭載 |
BIG-IP3600 | 標準搭載 |
BIG-IP3900 | 標準搭載 |
BIG-IP6900 | 標準搭載 |
BIG-IP8900 | 標準搭載 |
概要 | 詳細 |
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Fast Cache モジュールは、バックエンドのインフラへ複数回にわたって同一のコンテンツのリクエストが来る際の負荷をアプリケーションごとに管理しながら軽減させ、パフォーマンスを向上、より高速のレスポンスタイムを実現します。 | サーバの負荷を軽減 サーバの負荷を50 %まで軽減し、サーバのコストを削減、更にはアクセスの多いサイトでのユーザパフォーマンスを向上させます。 マルチストアキャッシング アプリケーションや、アプリケーションのグループごとにキャッシュを保存する場所を指定し、優先度の高い順に処理します。 事前圧縮コンテンツ あらかじめ圧縮しておいたたコンテンツをキャッシュとして保存できるので、何度もコンテンツを圧縮する処理の無駄やパフォーマンスへの影響をなくします。 静的なダイナミックコンテンツキャッシング ダイナミックに作られたコンテンツをキャッシュとして指定、新鮮度を保つために保存されているキャッシュを状況に応じて削除することが可能です。 |
BIG-IP製品、FirePass、ARX、WANJet およびF5は、F5 Networks, Inc の商標、または登録商標です。
本文中に記載されている製品名、および社名はそれぞれ各社の商標、または登録商標です。 製品仕様は予告なしに変更される場合があります。
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