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  • 2020.06.10
    • ソフトウェア品質保証

AI技術によるセルフヒーリング機能やレコメンド機能でSeleniumのテストを強化する「Parasoft Selenic」の販売を開始

テクマトリックス株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:由利孝、以下「テクマトリックス」)は、米国Parasoft Corporation (本社:米国カリフォルニア州、最高経営責任者:Elizabeth Kolawa、以下「Parasoft社」)が開発したAI技術でSeleniumのテストを強化する「Parasoft Selenic」の販売を2020年6月10日より開始します。

システム開発において、UIの開発工数は大きな割合を占めます。UIの良し悪しは顧客体験に直結する重要な要素だからです。これに比例して、UIテストの重要性も大変大きくなっています。しかし満足のいくUIテストの実施には、膨大なテストシナリオの作成や実行、メンテナンスなどに多くの時間や労力がかかることから、テストの効率化や自動化への取り組みは開発チームにとって大きな課題となっています。その解決手段として、UIテスト自動化ツールは広く利用されていますが、その中でもオープンソース フレームワークであるSelenium はとりわけ多くの開発者に利用されています。

しかし、Seleniumを導入して運用を軌道に乗せる過程においても、幾多の課題に直面します。それは、Seleniumの運用時にアプリケーションの変更に対するテストスクリプトの修正が追い付かない、UIテストの数が膨大ですばやい フィードバックを得られない、テストが不安定でCI/CDビルドが失敗する、といった課題です。そこで、既存のSeleniumによるUIテスト自動化プロセスに「Parasoft Selenic」を追加することで、開発者はSeleniumのテスト資産を最大限に活かしながら、これらの課題解決に挑むことが可能になります。

「Parasoft Selenic」はAI技術を活用してSeleniumフレームワークを強化し、さまざまな課題を解決します。セルフ ヒーリング機能では、既存のSeleniumテストの実行時にアプリケーションのUIに生じた変更に起因するエラーを自己修復しテストを続行させます。そして、テスト終了時にはレコメンド機能によって、壊れたSeleniumテストスクリプトの修正案をテスターに提供します。さらに、テスト影響分析機能によって、アプリケーションに新しく実装された変更箇所の検証に必要なテストを洗い出してテスターにその情報を提供します。「Parasoft Selenic」はこれらの強化されたメンテナンス機能などにより、アプリケーションを予定どおりに確実にデリバリーすることを強力にサポートします。

テクマトリックスは、Parasoft社製品の国内総販売代理店として、Seleniumを利用したアプリケーションのUIテストを強力に支援するツールとして、「Parasoft Selenic」の販売、マーケティング、ユーザーサポートなどの活動を強化してまいります。

Parasoft Selenicの特長

セルフヒーリング機能

AIでテスト実行時のエラーを回避しテスト実行時間を削減

たとえばCI/CD パイプラインなどでのテスト実行時間を削減したいとき、AIの力を活用したParasoft Selenic のセルフヒーリング機能が役立ちます。それは、Seleniumテストの実行中にアプリケーションの変更を察知し、テストを続行させる上で最善の修正案(ロケーターや待ち条件)を適用して自己修復させます。これにより、不安定なテストやアプリケーションの変更によって発生したエラーによるテストの中断を回避し、テストの失敗の原因調査にかかる時間を大きく削減します。

セルフヒーリング機能

レコメンド機能

AIがアプリケーションの変更を察知し修正案を提示、メンテナンス工数を削減

アプリケーションの変更に追従させるためのSeleniumテストスクリプトのメンテナンスには多くの時間を費やします。そのメンテナンス工数を削減するには、AIの力を活用したParasoft Selenicのレコメンド機能が役立ちます。Seleniumテストの実行時にWebアプリケーションの変更を察知(テスト履歴を活用してDOMを分析)し、複数の修正案をレコメンドします。テスターは最適な修正案を選択し、ワンクリックでテストスクリプトの修正が行えます。

レコメンド機能

テスト影響分析機能

アプリケーションの変更箇所の検証に必要なテストを洗い出し、新機能を迅速にリリース

開発チームが新機能を迅速に市場にデリバリーしたいとき、Parasoft Selenicのテスト影響分析機能が役立ちます。アプリケーションに新機能を実装した際、それにより生じた変更箇所の検証に必要なテストを洗い出し、テスターに提供します。実行すべきテストを優先的に絞り込むことで、ユーザーは魅力的な新機能をより迅速に顧客へデリバリーできるようになります。

テスト影響分析機能

Chrome拡張レコーダー機能

UIテストとAPIテストのシナリオを同時に記録、自動生成

新たにSeleniumテストを作成する際に、Parasoft SelenicのChrome拡張レコーダー機能が役立ちます。それは、業界標準であるPage Object Modelを使用して、保守性の高いSeleniumテストのシナリオを毎回スマートに作成します。また、APIテストツールであるParasoft SOAtestを組み合わせることで、UIテスト記録時/実行時に APIテストシナリオの自動生成が可能になります。

Chrome拡張レコーダー機能

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