ダイバーシティ推進
次世代認定マーク「くるみん」
テクマトリックスでは、社員にとって働きやすい職場環境づくりに努め、「次世代育成支援対策推進法」に基づき、社員が仕事と子育てを両立しながら、その能力を十分に発揮できる職場の実現を目的とした「一般事業主行動計画」を策定し、推進してきました。 その結果、第1期行動計画(平成20年10月1日から平成25年6月30日まで)に続き、第2期行動計画(平成25年7月1日から平成30年6月30日まで)についても次世代育成支援対策推進法に基づく基準適合一般事業主に認定され、令和元年10月21日付で次世代認定マーク「くるみん(2つ星)」を取得しました。
一般事業主行動計画とは
企業が従業員の仕事と子育ての両立を図るための雇用環境の整備や、子育てをしていない従業員も含めた多様な労働条件の整備などに取り組むに当たって、①計画期間②目標③目標達成のための対策を具体的に盛り込み策定する計画のことです。
次世代育成支援対策法とは
急激な少子化の流れを変えるため、平成15年7月に成立した法律です。この法律は、次代の社会を担う子どもが健やかに生まれ育成される環境整備を進めるために、国、地方公共団体、事業主、国民が担う責務を明らかにし、10年間をかけて集中的かつ計画的に次世代育成支援対策に取り組んでいくことを目的につくられました。女性の活躍推進に向けた取り組み
当社で働く全ての従業員が仕事と生活を両立させることができ、働きやすい環境を創ることにより、男女分け隔てなく社員がその能力を発揮できるようにするため、次のように行動計画を策定します。目標と取組内容・実施時期
[目標1] 男女問わず、育児休業活用率及び育児休業後の復職率を100%とする。
<対策>
○ 2021年4月~ 育児休業後に復職した女性社員から抱える不安等をヒアリング
○ 2022年4月~ 顕在化した課題点を元に必要なケア施策を検討し導入
○ 2023年4月~ 導入した制度や施策に心理的な使いにくさがないか確認し解消
[目標2] 男女ともに各月の平均残業時間を20時間以下とする。
<対策>
○ 2021年 4 月~ 残業時間のモニタリングと上長へのアラート強化
○ 2021年10月~ 残業時間が多い傾向にある組織と個人の状況確認・修正
○ 2022年 4 月~ DX(RPAやEAIツール等の活用)による生産性向上への取組
[目標3] 営業職の新卒採用における女性採用比率を 50 %以上とする 。
<対策>
○ 2021年4月~ 新卒採用マーケットにおける認知度向上 を目指した広報 改善
○ 2021年6月~ IT リテラシーの低い学生も参加可能なインターンシップの実施
○ 2022年4月~ 新卒社員のさらなる定着率向上のためのオンボーディング施策
[目標4] 人事評価において上位評価者が占める割合が男女で差異 5 %未満とする。
<対策>
○ 2021年 4 月~ 現行の人事制度における課題点を抽出し、改善方針を策定
○ 2022年 4 月~ 課題点を改善した改正人事制度を全社に導入スタート
○ 2022年10月~ 評価者研修等を通して、より公平かつ適正な制度運用を浸透
女性の活躍に関する情報
■採用した労働者に占める女性労働者の割合(2020年4月1日~2021年3月31日)性別 | 採用人数 | 割合 |
男性 | 54 | 77.1% |
女性 | 16 | 22.9% |
総計 | 70 | 100.0% |
■育児休業取得率(2020年4月1日~2021年3月31日)※男性は配偶者の出産数
性別 | 出産人数 | 取得人数 | 取得率 |
男性 | 11 | 4 | 36.4% |
女性 | 0 | 5 | 100.0% |
■管理職に占める女性の割合(2021年3月31日時点)
性別 | 人数 | 割合 |
男性 | 79 | 94.0% |
女性 | 5 | 6.0% |
総計 | 84 | 100.0% |