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導入事例高速差分アップデートで医薬品データの更新負荷を軽減

お客様

株式会社タカゾノ様

カテゴリ

  • ソフトウェア品質保証

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医療現場で利用される医薬品情報データベースは、電子化の進展とともに急速に肥大化しています。調剤機器や医療機器、薬剤管理指導支援システムなどの薬科機器製品の有力メーカーである株式会社タカゾノは、差分アップデートツール「RTPatch」を導入することでこの課題に対応しました。これまで9GBを超える大容量データをDVD-Rメディアを介して配布・更新を行っていた運用形態を抜本的に改善し、医療現場と自社の双方の作業負担を軽減しました。

株式会社タカゾノ:RTPatch導入事例

(左から) 千歳 克利 氏、富樫 弧夫 氏


医薬品情報の肥大化に伴うデータ更新の問題

株式会社タカゾノは調剤薬局や病院向けに、散剤分包機などの調剤機器や滅菌機器などの医療機器、薬剤管理指導支援システムを提供しています。最新情報を反映した医薬品情報データベースをこれらの製品とあわせて提供し、現場の薬剤師業務を支えてきました。

しかし近年、医薬品情報データの急激な肥大化が大きな問題となっていました。医療用医薬品に添付される文書は電子化が進み、 PDFだけでなくXMLやHTML形式でも提供されるようになりました。さらに、成分は同じでも複数メーカーから販売されるジェネリック医薬品や拡大するOTC医薬品の情報、薬剤画像の高解像度化などが重なり、フルセットでは9GBを超える規模にまで膨らんでいます。

しかも各医療機関では、セキュリティ上の理由から外部ネットワー ク接続が厳しく制限されています。USBメモリも使用できないケースが多く、DVD-Rによる物理的なデータ配布が事実上の唯一の手段となっています。医薬品情報の更新頻度は多くて毎月、少なくとも3カ月に一度は発生します。そのたびに約10枚分のDVD-Rを配布する必要がありました。

同社 ものづくり本部 第2システム開発部 専任部長の富樫孤夫氏は「10枚のDVD-Rを順番に差し替えてデータを更新する作業は、 病院などの現場にとって大きな負担となっていました。万が一、DVD-Rの入れ替えが途中で止まってしまうと、更新不備の原因とな りかねません。更新作業の煩雑さはクレームの要因にもなっていました」と語ります。

こうした課題を解決するために同社は差分アップデートの必要性を強く認識していました。データの変更が生じた医薬品は全体から見ればごく一部であり、変わっていない医薬品のデータまで毎回更新するのは非効率だからです。

しかし、差分アップデートの実現は容易ではありませんでした。データベース事業者や各製薬メーカーから提供される医薬品情報は、PDFやCSV、Microsoft AccessのMDB、さらには独自のバイナリ形式など多種多様なファイル形式でした。そのため、データ種別や製品ごとに更新方法が異なり、全体を一元管理できませんでした。加えて、削除対象ファイルは別形式での管理が必要となります。

大容量データにも対応可能な柔軟性とサポート体制を評価

同社は単一の仕組みで差分アップデートを実現する環境整備を模索してきましたが、信頼性や処理性能といった観点から、自社開発やオープンソースのツール導入には高いハードルが立ちはだかっていました。そこで差分パッチの作成・配布を行うことができる商用製品の調査を開始したところ、目に留まったのが、シティリバースが提供している「RTPatch」でした。

「当社の要件を満たすツールは思っていたほど多くない中、RTPatchはバイナリ比較だけでなく、フォルダ比較など多様な差分パッチを作成できる点に惹かれました。また、カーナビゲーションの地図更新など大規模データを対象としたパッチ提供の実績をはじめ、世界的にも豊富な実績を有する製品という印象を受けました」(富樫氏)
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* 掲載日:2026年8月
* 本事例は、国内総代理店の株式会社シティリバースが取材したものです。

株式会社タカゾノ

東京本社:東京都中央区勝どき3丁目12番1号 FOREFRONT TOWER 6階
大阪本社:大阪府門真市柳田町4 番17 号
事業内容:薬科機器(散剤分包機・錠剤包装機・電子天秤など)、医療システム、医療機器の企画・開発・製造・販売

お客様担当者

株式会社タカゾノ
ものづくり本部
副本部長

千歳 克利 氏

株式会社タカゾノ
ものづくり本部
第2 システム開発部 専任部長

富樫 孤夫 氏

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  • テクマトリックス株式会社
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