① 市場部門における一連の業務を標準搭載しているパッケージ
当行市場フロント部門においてはオリジナルな業務はないため、スクラッチで開発するよりも実績のある業務パッケージを導入する事がニーズにマッチすると考えました。
② 新規金融商品の取引、販売を開始する際に、システム対応を迅速且つ安価に実現できるパッケージ 昨今の金融市場はめまぐるしく変化しており、同時に様々な金融商品が次々と登場しています。収益機会を求め新たな金融商品の取引を開始しようとしても、システム対応が長期化してしまえば、タイムリーに新規金融商品の取引開始が出来ません。従って、新システムには可能な限り新規金融商品対応に安価で且つ迅速に対応してもらう事で、収益機会の逸失を防ぎたいと考えておりました。
③ 評価ロジックの透明性が確保されているパッケージ
時価評価、リスク計測業務に関する評価計測ロジックの透明性確保は市場業務に身を置くものにとって最も関心の高いトピックスのひとつです。新システムには、ロジックがシステム上に正確に実装され、且つ計算式等の説明資料が完備されている事を期待していました。