FAQ

回答

ヘルプ・マニュアル

Q. ヘルプやマニュアルの入手方法について教えてください。

Lattixセットアップガイドについては、「体験版ダウンロードフォーム」からダウンロードすることができます。また、各種ユーザーズガイドや技術資料は、Lattixツールのヘルプメニューから表示、ダウンロードすることができます。 ユーザー様の場合、「Lattixユーザーサポートページ」から、上記を含む他のドキュメントもダウンロードすることができます。(※ダウンロードにはパスワードが必要です)

体験版

Q. 体験版はありますか?

はい。「体験版ダウンロードフォーム」からダウンロードすることができます。


Q. 体験版の制限事項、体験版と製品版の違いを教えてください。

体験版と製品版で、機能の違いはありませんが、分析可能な要素数(C/C++の場合にはファイル数、Java, .NETの場合にはクラス/インターフェイス数)が500要素に制限されています。また、ライセンスの有効期限が15日間に制限されています。

稼動環境

Q. Windows 11に対応していますか?

はい。対応しています。
Lattix 2022.1.1日本語版で、Windows 11に対応しました。
Lattix 11.7.1以前のバージョンでは、Windows 11は正式サポート環境の対象外です。

Q. 最低動作環境を教えてください。

32bit OSには対応していません。64bit OSは8GBのメモリを搭載した環境での利用を推奨しています。
Lattixは、その動作において、特にメモリ量に大きく影響を受けます。数百万ステップなど大規模なシステムを解析する場合には、16GB、または32GBのメモリを搭載した環境での利用を推奨します。

Q. リモートアクセスで利用することはできますか?

ノードロックライセンスでは、利用いただけません。フローティングライセンスで、リモートアクセスでの利用を希望される場合には、リモートアクセス申請書の提出が必要です。Lattix製品カスタマーセンター<>までご連絡ください。


Q. 仮想環境上にインストールして利用することはできますか?

ノードロックライセンスでは、利用いただけません。フローティングライセンスで、仮想環境での利用を希望される場合には、仮想環境利用申請書の提出が必要です。Lattix製品カスタマーセンター<>までご連絡ください。

Q. クラウド環境上にインストールして利用することはできますか?

ノードロックライセンスでは、利用いただけません。フローティングライセンスで、クラウド環境での利用を希望される場合には、仮想環境利用申請書の提出が必要です。Lattix製品カスタマーセンター<>までご連絡ください。

ライセンス

Q. ライセンスの有効期限の確認方法を教えてください。

Lattix起動後、メニューの[ヘルプ]-[ライセンス]から確認することができます。表示されたダイアログのライセンス欄の末尾に記載されている「License Expires: 12-31-22」の部分が、ライセンス有効期限です。例の場合、2022年12月31日まで有効です。

Q. ホストIDはどのような情報に基づいて生成されますか?

LattixのホストIDは、MACアドレスに基づきます。
Windows環境では、コマンドプロンプトを起動後、「ipconfig /all」コマンドを実行した物理アドレス(Physical Address)で確認できます。

Q. 同一ユーザーのライセンスで、複数のPCにインストールして利用することはできますか?

いいえ。ライセンスはマシン固有のIDに対して紐付けられるため、複数のPCにインストールする場合には、同一ユーザー様の場合でも、追加のラインセスが必要となります。

Q. ライセンスの再発行に必要な手続きを教えてください。

Lattix製品カスタマーセンター< >までご連絡ください。必要な手続きをご案内させていただきます。


Q. フローティングライセンスに対応していますか?

対応しています。フローティングライセンスでの利用を希望される場合には、Lattix製品カスタマーセンター< >までお問い合わせください。

インストール・ライセンス設定

Q. 複数のバージョンを同時にインストール・利用することはできますか?

はい。別のディレクトリにインストールしていただくことで利用することができます。その場合、新しいバージョンのライセンスで、以前のバージョンを利用いただけます。
ただし、Lattix Webは複数バージョンを同時に利用できません。


Q. 現在体験版をインストールしています。製品版導入時、体験版をアンインストールする必要はありますか?

いいえ。体験版をアンインストールする必要はありません。ライセンスを正式版のものへ入れ替えていただくだけで結構です。


Q. ライセンス登録時、またはLattix起動時に「No license for product (-1)」エラーが発生します。

以下の現象に該当していないか確認ください。
  • ライセンスファイルが設定されていない
  • マシンのログインアカウント名に日本語(マルチバイト文字)が含まれている
  • ライセンスを設定したアカウントと別のアカウントでLattixを起動している
  • スタートメニューの Lattixのショートカット起動が管理者(Admin)権限のあるアカウントで実行されていない


Q. ライセンス登録時、またはLattix起動時に「Wrong host for license (-4)」エラーが発生します。

ライセンス申請時のホストIDとライセンス登録時のマシンのホストIDが一致しないことが原因と考えられます。物理的に別のマシンである場合や、同一マシンであってもハードウェア構成が変更されている場合には、生成されるホストIDは異なります。
ライセンスの再発行が必要になる場合がありますので、Lattix製品カスタマーセンター<>までお問い合わせください。


Q. ライセンス登録時、またはLattix起動時に「Bad signature in license (-5)」エラーが発生します。

ライセンスファイルの中身が破損していることが原因と考えられます。ライセンスの再発行が必要になる場合がありますので、Lattix製品カスタマーセンター<>までお問い合わせください。


Q. ライセンス登録時、またはLattix起動時に「Requested version not supported(-6)」エラーが発生します。

以前のバージョンのライセンスで、新しいバージョンのLattixを起動していることが考えられます。新しいバージョン用のライセンスファイルが必要です。Lattix製品カスタマーセンター<>までお問い合わせください。


Q. ライセンス登録時、またはLattix起動時に「Uncounted license on Terminal Server is disabled (-46)」エラーが発生します。

リモート接続環境でLattixを利用していることが考えられます。リモートアクセスではなく、Lattixのインストールマシン上でローカルアクセスしてください。リモートアクセスでの利用については、「Q.リモートアクセスで利用することはできますか?」を確認ください。


Q. フローティングライセンスでLattix認証時に「License server does not support this product (-18)」エラーが発生します。

フローティングライセンスが有効期限切れである(有効期限が更新されたライセンスに置き換えられていない)、または、ホストIDに変更があることが考えられます。
『セットアップガイド(フローティングライセンス)』の「ライセンスファイルを設定する」の項を参照の上、有効期限が更新されたライセンスファイルへの置き換えください。また、「ホストIDを取得する」の項を参照の上、ライセンス申請時のホストIDと一致しているか確認ください。

Q. フローティングライセンスでLattix認証時に「Communications error with license server (-17), Connection refused at server (-111)」エラーが発生します。

Floating License Managerが利用する2つのTCPポート(5053、動的なポート番号)がネットワーク上のファイアウォール等で許可されていない、または、ライセンスサーバーが起動していないことが考えられます。
『セットアップガイド(フローティングライセンス)』の「Floating License Managerにファイアウォール経由で接続する」の項を参照の上、使用する2つのTCPポート番号が許可されているか、確認ください。

互換性

Q. 以前のバージョンで作成したプロジェクトを、新しいバージョンで読み込むことはできますか?

はい。そのまま読み込むことができます。


Q. 新しいバージョンで作成したプロジェクトを、以前のバージョンで読み込むことはできますか?

Lattixのバージョンによっては、読み込み時にエラーとなります。利用するバージョンのLattixで新しくプロジェクトを作成してください。

製品購入・ダウンロード

Q. ダウンロード版ではなく、DVD等の媒体で納入してもらうことはできますか?

Lattix製品カスタマーセンター<>までお問い合わせください。


Q. ダウンロードに必要なパスワードを紛失してしまいました。どうすれば良いですか?

Lattix製品カスタマーセンター<>までお問い合わせください。


Q. バージョンアップに費用は掛かりますか?

サブスクリプションタイプのライセンス(年間ライセンス)でご利用いただいている場合、費用は掛かりません。買い取りタイプのライセンス(永久ライセンス)でご利用いただいている場合、年間保守契約を締結いただいていれば、費用は掛かりません。買い取りタイプのライセンス(永久ライセンス)でご利用いただいて、年間保守契約を締結いただいていない場合には、Lattix製品カスタマーセンター<>までお問い合わせください。

機能

Q. 大規模なものを解析するとエラーが発生します。対処方法はありますか?

Lattixをbat,shファイルから起動した場合には、初期設定では、Javaヒープサイズを64bitシステムの場合には4GBに設定しています。この最大ヒープサイズを変更し、対処する方法があります。
Lattix 10 以降の 64bit版 Lattix では、Lattix を exe ファイルから起動した場合には、自動的に最大のヒープメモリの確保を試みるようになりました。
しかし、最大 16 GB は超えないため、それ以上の物理メモリを搭載している場合には、最大ヒープサイズを変更する方法で対処してください。

  • Lattix起動ファイルに起動オプションを設定する場合
    1. Windowsエクスプローラーから、各起動コマンドに対応するexeファイル(例:Lattix 9.x以降:lattixarchitect.exe)のショートカットを作成します。
    2. 作成したショートカットのプロパティを開き、”リンク先”のコマンドに、最大ヒープサイズを、物理メモリの値を超えない範囲で指定します。
      例) 30GBのサイズを指定する場合
      "C:\Program Files\Lattix2022.1.1\bin\lattixarchitect.exe" –Xmx30g
    3. 編集したショートカットから、Lattixを起動します。
  • Lattix起動バッチファイルを変更する場合
    1. テキストエディター等で、各起動コマンドに対応するbatファイル(Linux版の場合にはshファイル)を開きます。
      (例: Lattix 9.x以降:lattixarchitect.bat)
    2. ファイル中の以下の箇所で、最大ヒープサイズを、物理メモリの値を超えない範囲で指定します。
      ※記載されている行は、Lattixのバージョンにより異なります
      例) 32GBのサイズを指定する場合
      batファイルの場合:66行目付近 %mem% を –Xmx32000m のように変更
      shファイルの場合:287行目付近 $mem_switch を –Xmx32000m のように変更
    3. 変更したbatファイル(shファイル)から、Lattixを起動します。


Q. C/C++(Understand)モジュールで、大規模なものを解析するとLattixの解析途中で「Error opening data: ~.und Understandのライセンスがありません」といったエラー発生します。対処方法はありますか?

解析に必要なメモリが不足していることで発生します。多くの場合、C/C++(Understand)モジュールで使用可能なメモリを増やすことで解決します。C/C++(Understand)モジュールで使用するメモリを変更する手順は、以下のとおりです。

  1. Lattixが起動している場合は終了します。
  2. Lattixのプロパティファイルを任意のエディターで開きます。
    ※<USERID>の部分は、マシンのログインアカウント名です。
    • Windowsの場合
      C:\Users\<USERID>\.lattix\lattix_<USERID>.properties
    • Linuxの場合
      $HOME/.lattix/lattix_<USERID>.properties
  3. 下記の行を追加し、プロパティファイルを上書き保存します。
    例)
    lattix.understand.memory=4g
  4. Lattixを再起動します。
デフォルトでは、lattix.understand.memoryのメモリサイズには、2GBが設定されています。

Q. ヒープサイズを変更した後も、「Java heap space」エラーが発生します。対処方法はありますか?

ヒープサイズの変更による方法では改善されない場合があります。以下の方法をご検討ください。
  • 分析対象のモジュールを分割して解析する
  • デバッグログを確認し、エラーの要因となるファイルを特定する
  • 特定ファイル解析中にメモリエラーが発生する場合、特定ファイルのみを解析対象としてプロジェクトを作成した場合に、エラーが発生しなくなるか、あるいは特定ファイルを除いた場合に改善がみられるか確認する
  • Lattixコマンドラインで解析した場合に、メモリ不足のエラーが改善されるか確認する


Q. 詳細なログ情報の取得方法はありますか?

以下の手順でデバッグログを取得することができます。
  • Lattix Architectで取得する方法
    1. Lattix を起動します。
    2. メニュー[ウィンドウ]-[メッセージペインの表示]を選択します。
    3. メニュー[表示]-[設定]を選択します。
    4. [設定]ダイアログの右側の[設定]-[ログの設定]を選択します。
    5. ログレベルで[DEBUG]オプションを選択し、[OK]ボタンを選択します。
    6. Lattix を再起動します。
    7. エラーが発生する操作を行います。
      DSM 画面の下部のメッセージペインに出力されるデバッグログを取得します。
  • コマンドラインで取得する方法
    1. Lattixの設定ファイルを開きます。
      ・Windowsの場合
       %Lattixインストールディレクトリ%/config/lattix.properties
      ・Linuxの場合
       ~/.lattix/lattix_USERID.properties
      ※USERIDは、任意のアカウント名です。
    2. ファイル中の「log4j.rootCategory」の値で、infoをdebugに変更し、保存します。
      log4j.rootCategory=info, Console

      log4j.rootCategory=debug, Console


Q. ファイル粒度だけではなく、関数・変数粒度の依存関係を見ることはできますか?

はい。DSM上で、メンバーレベルを表示したいサブシステムを選択し、右クリックメニューから[メンバーの展開]を選択してください。 (または、Lattixメニュー[ツール]-[メンバーの展開]を選択してください。)

機能 - C/C++(Understand)モジュール


Q. サポートしているUnderstandのバージョンを教えてください。

以下の通りです。

[Lattix 2022.1.1]
  • Understand 6.3 (Build 1139) 日本語版 ※C/C++(Fuzzy解析/Strict解析)に対応
  • Understand 6.0 (Build 1076) 日本語版 ※C/C++(Fuzzy解析/Strict解析)に対応
  • Understand 5.1 (Build 1022) 日本語版 ※C/C++(Fuzzy解析/Strict解析)に対応
[Lattix 11.7.1]
  • Understand 6.0 (Build 1076) 日本語版 ※C/C++(Fuzzy解析/Strict解析)に対応
  • Understand 5.1 (Build 1022) 日本語版 ※C/C++(Fuzzy解析/Strict解析)に対応
    ※Lattix 11.7とLattix 11.7.1に機能の違いはありません。
     Understandの対応バージョンのみ異なります。
[Lattix 11.7 / 10.8.3]
  • Understand 5.1 (Build 983) 日本語版 ※C/C++(Fuzzy解析/Strict解析)に対応
  • Understand 5.1 (Build 1022) 日本語版 ※C/C++(Fuzzy解析/Strict解析)に対応
    ※Lattix 10.8.2とLattix 10.8.3に機能の違いはありません。
     Understandの対応バージョンのみ異なります。

Q. Understandの解析データをLattixで解析するために必要な設定を教えてください。

Understandの解析データをLattixで解析するためには、Understandのインストールと、有効なUnderstandのライセンスが必要です。また、Understandに含まれるUnderstandライブラリ(Windowsの場合:udb_api.dll、Linuxの場合:libudb_api.so)へのパス設定が必要です。
  • Understand 5.1 以降の場合
    • Windows
      1. ユーザー環境変数STI_HOMEに、Understandインストールフォルダーを指定します。
        通常、C:\Program Files\SciToolsです。
      2. ユーザー環境変数PATHに、Understandライブラリ(udb_api.dll)へのパスを指定します。
        通常、C:\Program Files\SciTools\bin\pc win64;です。
    • Linux
      1. システム環境変数STI_HOMEに、Understandインストールディレクトリを指定します。
        通常、%Understandインストールディレクトリ%/scitoolsです。
      2. システム環境変数PATHに、Understandライブラリ(udb_api.so)へのパスを指定します。
        通常、%Understandインストールディレクトリ%/scitools/bin/linux64です。
      3. システム環境変数STI_LATTIXに、Lattix/binへのパスを指定します。
        例)/home/Lattix/bin
  • Understand 4.0の場合
    • Windows
      Understandインストール時に、ユーザー環境変数PATHに、Understandインストールフォルダーへのパスが自動で設定されます。 Lattix 7以降では、任意のUnderstandのバージョンのデータを解析する場合、下記の優先順位で解析するバージョンを指定することができます。
      1. ユーザー環境変数STI_HOMEに設定したUnderstandインストールフォルダー
        例)C:¥Program Files¥SciTools_b896
      2. Understandのデフォルトのインストールフォルダー「SciTools」
        例)C:¥Program Files¥SciTools
      3. システム環境変数PATHに設定したUnderstandライブラリへのパス
        例)C:¥Program Files¥SciTools/bin/pc-win32;C:¥Program Files¥SciTools/bin/pc-win32/C
      4. ユーザー環境変数PATHに設定したUnderstandライブラリへのパス
        例)C:¥Program Files¥SciTools/bin/pc-win32;C:¥Program Files¥SciTools/bin/pc-win32/C
    • Linux
      システム環境変数STI_HOMEに、${Understandインストールディレクトリ}/scitoolsを設定してください。

Q. Understandプロジェクト(*.und)の読み込み時に「Error opening data: xxx.und Understand のライセンスがありません」、「Error opening data: xxx.und Understand API ライブラリが見つかりません」、「データの参照に失敗しました: no udb_api in java.library.path」エラーが発生します。

Understandライブラリへのパスが設定されていないことが考えられます。「Understandの解析データをLattixで解析するために必要な設定を教えてください。」を確認ください。


Q. Understandプロジェクト(*.und)の読み込み時に「Error opening data: xxx.und 無効なUnderstandデータベースのフォーマットです。Understand APIライブラリとUnderstandツールのバージョンが同じかどうかを確認してください」エラーが発生します。


読み込みを行なったUnderstandプロジェクト(*.und)を作成したUnderstandのバージョンと、マシンにインストールされている UnderstandのUnderstand APIライブラリのバージョンが一致していないことが原因です。マシンにインストールされているUnderstandと一致するバージョンのUnderstandプロジェクト(*.und)を選択してください。
 

機能 - C/C++(Klocwork)モジュール

Q. Klocwork Desktop Analysisに対応していますか?

いいえ。Klocwork Desktop Analysisには対応していません。Klocwork Insightの解析データをご用意ください。


Q. Lattix 7.x/8.xでKlocwork 10.xの解析ができません。

Lattix 7.x/8.xは、Klocwork 10.xをサポートしていません。Lattix9以降のバージョンをご利用ください。

機能 - UML/SysML(SparxEA)モジュール

Q. Sparx Enterprise ArchitectのモデルデータをLattixで解析するために必要な設定を教えてください。

Sparx Enterprise ArchitectのモデルデータをLattixで解析するためには、Enterprise Architectのインストールおよび、有効なEnterprise Architectのライセンスが必要です。
Lattix 7以降のバージョンを使用してください。また、LattixのUML/SysMLのライセンスが必要です。
Lattix 2022.1.1以降、UML/SysML(SparxEA)モジュールによる解析は、32bit版と64bit版のEnterprise Architectをサポートします。
Lattix 11.7.1以前のバージョンまで必要としていた、Enterprise Architectライブラリのセットアップは必要ありませんが、オプションタブでSparxEA/Javaホームディレクトリの設定を行ないます。
  • 64bit版のEnterprise Architectモデルを解析する場合
    1. SparxEA ホームディレクトリの設定
      オプションタブで[SparxEA ホームディレクトリ]にEnterprise Architectのホームディレクトリを指定します。
      例:C:¥Program Files¥Sparx Systems¥EA
  • 32bit版のEnterprise Architectモデルを解析する場合
    1. SparxEA ホームディレクトリの設定
      オプションタブで[SparxEA ホームディレクトリ]にEnterprise Architectのホームディレクトリを指定します。
      例:C:\Program Files (x86)¥Sparx Systems¥EA
    2. Java ホームディレクトリの設定
      オプションタブで[Java ホームディレクトリ]に32bitのJavaホームディレクトリを指定します。
      例:C:\Program Files (x86)\OpenJDK\jre-8.0

  • ※詳しくは、『Lattixモジュールガイド』を確認ください。

機能 - Lattix Visual Studioプラグイン

Q. Visual StudioでLattixプロジェクトの作成・更新をおこなうために必要な設定を教えてください。

Visual StudioでLattixプロジェクトの作成・更新をおこなうには、Lattix Visual Studioプラグインのインストール、および、有効なLattixのライセンス設定が必要です。
※Lattix Architect(言語:C/C++)、または、 Lattix Command Line(言語:C/C++)ライセンスが必要です。
  1. Visual Studio [ツール]メニューから、[拡張機能と更新プログラム]を選択します。
  2. [拡張機能と更新プログラム]ダイアログの左ペインから[オンライン]を選択します。
  3. 右上にある検索ボックスに「Lattix」を入力します。
  4. VSLattixArchitectの[ダウンロード]ボタンをクリックします。
  5. ライセンスに同意する場合、[ダウンロードとインストール]ダイアログの[インストール]ボタンをクリックします。
  6. インストールが終わると、拡張機能に丸いチェックマークのアイコンが表示されます。
  7. [拡張機能と更新プログラム]ダイアログの[今すぐ再起動]ボタンをクリックします。
  8. Visual Studio再起動後、[ツール]メニューに下記の2つのメニューが表示されることを確認します。
    • Add Lattix Post Build Update
    • Launch Lattix Architect For Solution
  9. Visual Studio [ツール]メニューから、[オプション]を選択します。
  10. [オプション]ダイアログの左ペインから[Lattix Architect]-[Settings]を選択します。
  11. [Use Most Recent Lattix Version]のチェックボックスがオンになっていることを確認します。
  12. [Check License]ボタンをクリックし、ライセンスの有効を確認します。
※詳しくは、『Lattix ユーザーズガイド』を確認ください。

制約事項


Q. .NETモジュールの制約事項を教えてください。


.NETモジュールの制約事項には以下があります。
  • VB.NETは対応しておりますが、ASP.NET、VB6やVBAなどはサポートされておりません。
  • データソースに「Visual Studioソリューション(*.sln, *.csproj)」を選択した場合も、Visual Studioソリューションから作成されたdllファイル、または、exeファイルを解析します。Visual Studioソリューションに定義されているソースファイル(.csファイルなど)は解析対象にはなりません。
  • 依存関係フィルターのEvent(add, remove)を使用するには、.NET Framework version 4.0以上が必要です。
  • 依存関係フィルターのEvent(fire, other)とProperty(other)は、現在サポートしていません。
  • インターフェイスからインスタンスの実装クラスのメソッドへの関数実行の依存関係は取得できません。
    一方で、実装クラスからインターフェイスへの型参照はimplementの関係として取得可能です。

Q. Javaモジュールの制約事項を教えてください。


Javaモジュールの制約事項には以下があります。
  • ジェネリクス型にバインドするクラスへの依存関係は抽出されません。
  • アノテーションは、RUNTIME リテンション、CLASS リテンションに対応しています。
    (SOURCE リテンションはクラスを生成するときにコンパイラにより破棄されるため、含まれません。)
  • リフレクションを使用したメソッド、フィールドへの依存関係は抽出されません。
  • 定数値の依存関係は抽出されません。
    以下のような定数値MAX_COUNTは、Javaコンパイラによって”4”と展開されるため、Lattix上には現れません。
    public final static int MAX_COUNT = 4;
  • 各クラスの行数メトリクスの値は、クラスファイル中のデバッグを使用しています。デバッグ情報が無効の場合、行数メトリクスは0になります。また、行数メトリクスは、インターフェイスでは無効です。
  • インターフェイスからインスタンスの実装クラスのメソッドへの関数実行の依存関係は取得できません。
    一方で、実装クラスからインターフェイスへの型参照はimplementの関係として取得可能です。
  • StrutsやSpring、Hibernateなど各種フレームワークには対応していません。

Q.C/C++(Understand)モジュールの制約事項を教えてください。


C/C++(Understand)モジュールの解析は、Understandプロジェクトの解析データに基づきます。
UnderstandのC/C++解析には、2つの解析モード(Fuzzy/Strict)があります。
検出できない依存関係には以下があります。
  • UnderstandのC/C++(Fuzzy)解析の場合
    • 関数ポインタによる関数の呼び出し
    • 関数テーブル(ジャンプテーブル)
    • コールバック
    • 同名定義
    • C++/CLI解析
    • C++オーバーロード関数
    • C++テンプレート
    • 各種コンパイル拡張(Visual Studio の"属性"、"マネージ拡張"など)を含む解析
  • UnderstandのC/C++(Strict)解析の場合
    • 同名定義
    • C++/CLI解析
    • 各種コンパイル拡張(Visual Studio の"属性"、"マネージ拡張"など)を含む解析
Fuzzy/Strict解析のどちらも、インクルードパスやマクロの設定が不十分な場合は、正確な解析結果を得ることができません。

Q. Oracleモジュールの制約事項を教えてください。


Oracleモジュールの制約事項には以下があります。
  • Oracleの解析は、データベースに接続し、内部構造を分析します。テーブルやビュー、ストアドプロシージャなどの関係が解析できます。解析できるのは、データベース内部の情報のみです。Javaなどのプログラムからのデータベースアクセスの関係については解析できません。
  • SQLファイルの解析時、文字列処理により動的に構成されたSQL文による依存関係(スクリプト実行時に動的に発生する依存関係)には対応しておりません。
  • SQLファイルの解析時、REPLACE文の非常に深いネスト構造(目安:20回程度)がある場合、解析が止まる現象を確認しております。該当行をコメントアウトすることで回避することが可能です。
  • プラグラム言語や各種フレームワーク(DI コンテナ, O/R マッピング, Web フレームワークなど)とDB間の解析には対応していません。これらの環境でご利用の場合はお問合せください。

Q.SQLモジュールの制約事項を教えてください。


SQLモジュールの制約事項には以下があります。
  • データソースとして”すべてのファイル”を指定し、SQLファイルを解析した場合、解析が正しくおこなわれません。データソースとしてSQLファイル (*.sql, *.ddl)を明示的に指定してください。
  • SQLの解析は、データベースに接続し、内部構造を分析します。解析できるのは、データベース内部の情報のみです。Javaなどのプログラムからのデータベースアクセスの関係については解析できません。
  • プラグラム言語や各種フレームワーク(DI コンテナ, O/R マッピング, Web フレームワークなど)とDB間の解析には対応していません。これらの環境でご利用の場合はお問合せください。

Q.UML/SysML(MagicDraw)モジュールの制約事項を教えてください。


UML/SysML(MagicDraw)モジュールの制約事項には以下があります。
  • 現在、パラメトリック図の解析には対応していません。

Q.UML/SysML(Rhapsody)モジュールの制約事項を教えてください。


UML/SysML(Rhapsody)モジュールの制約事項には以下があります。
  • 現在、Rational Rhapsody 8.3 以降のファイル形式 (*.rpyx) の解析には対応していません。

Q. JavaScript Analyzerの制約事項を教えてください。


JavaScript Analyzerの制約事項には以下があります。
  • JavaScriptの‘require’, ‘import’によるモジュール間の依存関係のみ抽出します。
  • 実行時に呼び出される依存関係など、動的な部分については抽出することはできません。
  • jQueryなどの依存関係は抽出されません。

サービス・ソリューション

Q. Lattixの評価、または分析方法を習得するにあたって、何らかのサポートを受けることはできますか?

お客様のご要望に応じて、有償・無償でのサービスメニューを用意しています。詳しくは「Lattixサービス」をご覧ください。


Q. Lattixを使用したサービス・ソリューションを受けることはできますか?

お客様のご要望に応じて、有償・無償でのサービスメニューを用意しています。詳しくは「Lattixサービス」をご覧ください。


Q. LattixをJenkinsなどのCI環境で利用することはできますか?

はい。お客様の環境にあわせた環境構築支援などもおこなっております。詳しくはLattix製品カスタマーセンター< >までお問い合わせください。

問い合わせ

Q. ライセンス・価格に関する問い合わせ先を教えてください。

こちらになります。
テクマトリックス(株)
Lattix製品カスタマーセンター
E-mail:
TEL:03-4405-7853


Q. ライセンス発行に関する問い合わせ先を教えてください。

こちらになります。
テクマトリックス(株)
Lattix製品カスタマーセンター
E-mail:
TEL:03-4405-7853

アーキテクチャ分析ツール Lattixに
関するお問い合わせ

  • テクマトリックス株式会社
    東京本社

    ソフトウェアエンジニアリング事業部

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