与信集中リスク

バーゼル規制の信用リスクモデルの欠点

  • 集中リスクを見逃しやすい
  • 格付低下リスクを反映できない
  • PDとLGDの相関は反映できない
  • 信頼区間は 99.9% が前提
    • 大手格付機関の格付を参照すると、 Tier 1レベルでBB+格相当[ Tier1=Tier2 を仮定]
    • A格以上を目標とすれば、 Tier1 のみで99.9%を確保する必要あり
      • 高格付案件のリスク寄与度の誤差がより大きくなる
         ⇒高格付案件は、一般に与信額も大きいので、より影響大

リスク寄与度グラフ


【グラフ説明】
平均デフォルト確率:2.5%のポートフォリオにデフォルト確率:0.2%新規貸付を追加した場合の新規案件のリスク寄与度

Emmer, S. and D. Tasche, “Calculating credit risk capital charges with the one-factor model,” WP(2003) より


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