FAQ - Jtest DTP 10.1.3

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Q. Jtest DTP

Q. Parasoft DTP

A.Jtest DTP

Q1 ライセンスを請求したいのですが、マシンIDを取得する方法が分かりません。
A1. コマンドプロンプト等で「jtestcli -machineid」コマンドを実行すると、次のようにマシンIDが出力されます。
[Jtest] マシン ID:WIN32-1234abcd
 
Q2 ノードロックライセンスはどのように設定すれば良いですか?
A2. Jtest DTPのインストールディレクトリ直下の jtestcli.properties ファイルに、以下を設定してください。
jtest.license.use_network=false
jtest.license.local.password=発行されたライセンスパスワード
 
Q3 フローティングライセンスを使用したいのですが、Parasoft DTPに接続できません。
A3. Jtest DTPにParasoft DTPへの接続設定が不足しているか、Parasoft DTPが接続できない状態になっている可能性があります。以下をご確認ください。
  • Jtest DTPのインストールディレクトリ直下のjtestcli.propertiesファイルに、次のような設定が記述されているか確認します。
  • dtp.server=dtpserver.domain
    dtp.port=8443
    dtp.user=admin
    dtp.password=admin

  • Parasoft DTPが起動しており、jtestcli.propertiesファイルで指定したポートにアクセスできることを確認します。ファイアウォールによって外部からのアクセスが許可されていることもご確認ください。
 
Q4 プロパティファイルやコマンドラインで指定した設定が反映されません。
A4. ビルドツールの出力やレポートに、jtestcliコマンドを実行した際のコマンドラインが出力されますので、こちらでコマンドラインが意図した通りであるかご確認ください。

コマンドラインが意図した通りである場合は、jtestcliコマンドを実行する際、-showsettingsオプションを追加することにより、読み込んだ各プロパティファイル等の内容と、最終的に有効な設定の一覧を出力できます。
これらの設定の一覧を見て、使用したいプロパティファイルが読み込まれているか、また他のプロパティファイル等で設定が上書きされていないかをご確認いただき、適宜プロパティファイルやコマンドラインオプションを修正してください。 
Q5 Jtest 9.xのテストコンフィギュレーションを、Jtest DTPで利用できますか?
A5. 静的解析ルールに限り、Jtest 9.xとJtest DTPで同じルールIDがあれば、利用できます。Jtest 9.xのテストコンフィギュレーションをJtest DTPで使用する方法は次の通りです。

1 Jtest 9.xにてテストコンフィギュレーションをエクスポートします。
2 エクスポートされたテストコンフィギュレーションファイル(テストコンフィギュレーション名.properties)をJtest DTP 10.1のインストールディレクトリ以下のconfigs/userディレクトリにコピーします。
3 「jtestcli -listconfigs」コマンドを実行し、1でエクスポートしたテストコンフィギュレーションが表示されることを確認します。 
Q6 jtestcliコマンドを実行する際に-dataオプションでEclipseプロジェクトのディレクトリを指定していますが、「テストスコープが空です。」というメッセージが表示され、何も解析されません。
A6. Jtest DTP では、jtestcli コマンドの -data オプションはEclipseプロジェクトディレクトリに代わり、プロジェクトのビルド情報をまとめたプロジェクトファイル(JSONファイル)を指定するように変更されました。
Eclipseプロジェクトを解析する場合は、jtestcliコマンドの-project.で始まるオプションを使用してプロジェクトファイルを生成してください。
なおMaven、Ant、および Gradleを使用している場合、プロジェクトファイルを生成する代わりにそれぞれの専用プラグインからjtestcliコマンドを起動することもできますので、こちらもご検討ください。 
Q7 解析結果レポートの出力形式は変更できますか?
A7. レポート設定を記入したプロパティファイルを作成することで変更できます。出力形式として、HTML, PDF, およびカスタム(XSLを使用した任意の形式)を1つまたは複数指定できます。解析結果レポートの出力形式を変更するには、次の手順を行います。
  • プロパティファイル(*.properties)を作成し、次のような内容を記入します。
  • report.format=html,pdf,custom
    report.custom.extension=csv
    report.custom.xsl.file=X:\\path\\to\\convert.xsl
    report.developer_errors=true
    report.developer_reports=true
    report.authors_details=true
    report.contexts_details=true
    report.associations=true
    report.suppressed_msgs=true
    report.active_rules=true
    report.scontrol=true

  • jtestcliコマンドに「-settings プロパティファイル名」オプションを追加して実行します。
 
Q8 解析結果レポートは生成されましたが、Parasoft DTPへのパブリッシュに失敗します。
A8. 以下をご確認ください。
  • Jtest DTPの起動時に、次のような設定が行われていることを確認します。
  • dtp.server=dtpserver.domain
    dtp.port=8443
    dtp.user=admin
    dtp.password=admin
    dtp.project=dtp_project_name
    report.dtp.publish=true

  • Parasoft DTPが起動しており、jtestcli.propertiesファイルで指定したポートにアクセスできることを確認します。ファイアウォールによって外部からのアクセスが許可されていることも確認します。
  • Jtest DTPの起動時の設定dtp.projectで指定されたプロジェクトが、Parasoft DTPに存在することを確認します。
 
Q9 EclipseまたはIntelliJ IDEAのGUIからテストコンフィギュレーションを実行しようとしましたが、解析できません。コンソールに「エラー: メイン ライセンス機能が見つかりません。」と出力されています。
A9. 次の手順に従って、GUIからライセンスを設定してください。

1 メニューの[Parasoft]>[設定]を選択します。
2 設定ダイアログ左側ツリーの[Parasoft]>[ライセンス]を選択します。
3 ライセンスの形態に応じて以下を行ってください。
  • ノードロックライセンスの場合、ライセンスパスワードを入力します。
  • フローティングライセンスの場合、Jtest DTPのエディションを選択します。

4 [OK]ボタンを押します。 
Q10 EclipseまたはIntelliJ IDEAのGUIからテストコンフィギュレーションを実行しようとしましたが、解析できません。ポップアップに「現在有効化されているテストエンジンがありません」が出力されています。
A10. 次の手順に従って、GUIからJtest DTPを有効に設定してください。

1 メニューの[Parasoft]>[設定]を選択します。
2 設定ダイアログ左側ツリーの[Parasoft]>[エンジン]を選択します。
3 [DTP Engine for Java]>[有効化]にチェックを入れます。また[インストールディレクトリ]にJtest DTPのインストールディレクトリが入力されていることを確認します。
4 [OK]ボタンを押します。 
Q11 EclipseまたはIntelliJ IDEAのGUIでユーザー定義テストコンフィギュレーションが表示されません。
A11. 次の手順に従って、GUIからユーザーコンフィギュレーションの場所を設定してください。

1 メニューの[Parasoft]>[設定]を選択します。
2 設定ダイアログ左側ツリーの[Parasoft]>[コンフィギュレーション]を選択します。
3 [場所]>[ユーザーコンフィギュレーション]にチェックを入れ、その下の入力欄にJtest DTPのインストールディレクトリのconfigs/userディレクトリを入力します。
4 [OK]ボタンを押します。 
Q12 EclipseまたはIntelliJ IDEAのGUIでParasoft DTPから指摘事項をインポートできません。「Development Testing Platform からインポートされた指摘事項はありません」と表示されますが、Parasoft DTPに指摘事項はアップロードされています。
A12. 次の手順に従って、指摘事項のインポート設定を見直してください。

1 メニューの[Parasoft]>[設定]を選択します。
2 設定ダイアログ左側ツリーの[Parasoft]>[指摘事項とカバレッジのインポート]を選択します。
3 Parasoft DTPにアップロードされた指摘事項がインポートされるように、[全般オプション]および[DTPオプション]を変更します。
4 [OK]ボタンを押します。 
Q13 IDEのメニューやコンテキストメニューからテストコンフィギュレーションを実行する場合、レポートを作成するにはどうすればいいですか?
A13. DTP IDE Pluginから解析する場合、レポートは作成されません。
ビルドツールとJtest DTPを統合し、IDEからビルドツールを実行して解析することをご検討ください。 
Q14 jtestcli –machineid コマンドを実行したところ、「WIN32-0」と表示されました。
「WIN32-0」の場合は、正常にマシンIDが取得できておりません。Jtest DTPでは、VC++の再配布ライブラリが必要となります。こちらをインストールして再度マシンIDをご確認頂けますでしょうか。
Q15 DTP IDE pluginからレポートを作成することができますか?
DTP IDE pluginからはレポートを作成することができません。jtestcliコマンドで-reportオプションを利用してレポートを作成してください。
Q16 Eclipse 形式のJavaプロジェクトの解析をコマンドラインから実行したいのですが、どうすればよいですか?
jtestcli コマンドの-dataオプションは、プロジェクトファイル(JSONファイル)を指定するように変更になりました。次のいずれかの方法により解析を実行してください。
 
  1. Javaプロジェクトのビルド設定を基にプロジェクトファイル(JSON形式)を作成して、jtestcliコマンドを実行します。
  2. EclipseにてAntを使用してJavaプロジェクトをビルドするためのビルドファイル(build.xml)を生成し、Jtestによる解析を行うタスクの定義を追加した上でAntを実行します。
  3. EclipseにてMavenを使用してJavaプロジェクトをビルドするためのProject Object Model(pom.xml)を生成し、Jtestによる解析を行うゴールの定義を追加した上でMavenを実行します。
 
プロジェクトファイルの詳細につきましては、Development Testing Platform Engine for Java ユーザーズガイドの[Static Analysis Engine]>[基本的な解析]>[テストデータの場所の指定]>[データファイルのフォーマット]を参照してください。またAntまたはMavenのJtestプラグインの詳細につきましては、Jtest DTPインストールディレクトリ以下の manuals/plugins-manual.html を参照してください。
 
Q17 英語のレポートファイルを作成することはできますか?
はいできます。jtestcli実行時に次のオプションを付与してください。
-J-Duser.language=en -J-Duser.country=US
 
Q18 Jtest DTP で解析できるファイル拡張子の種類には何がありますか?
Jtest DTP では以下のファイルを解析することが出来ます。
- .java,
- .properties, .mf,
- .xml, .wsdd, .xmi, .xhtm, .xhtml
※メトリクス機能は .java ファイルのみを計測いたします。
Q19 プロジェクトファイル(JSON ファイル)を利用する場合、一度に複数のプロジェクトを解析することは出来ますか?
プロジェクトファイルには複数のプロジェクト情報を定義することが出来ます。
定義されたプロジェクトの中から特定のプロジェクトだけを解析する場合は –resource オプションをご利用ください。
Q20 解析対象のうち特定のファイルだけを解析出来ますか?
解析範囲を限定する方法には以下の2通りがございます。
    ① コマンドオプションを利用する
    -resource :解析対象のリソース (プロジェクト、フォルダー、ファイル)を指定します。
    -include :解析対象のリソースからファイルシステムのパスに一致するファイルだけを解析するよう指定します。一致しないその他のファイルはスキップされます。
    -exclude :解析対象のリソースからファイルシステムのパスに一致するファイル以外を解析するよう指定します。

    詳細はJtest DTP ユーザーマニュアルの [Static Analysis Engine] > [テストスコープの定義]をご参照ください。
    ② テストコンフィギュレーションのスコープ設定を利用する
    テストコンフィギュレーションでは以下のスコープ設定を行うことが出来ます。
    • 時間フィルター:指定の時間条件に合わないファイルを解析対象から外します。ファイルの変更日付、構成管理ツールにコミットされたタイミング等から解析対象を絞ることが出来ます。
    • ファイルパスフィルター:解析対象とするファイルまたは解析対象から外すファイルパスをワイルドカードまたは正規表現で定義します。
    • ファイルコンテンツフィルター:自動生成されたコードを解析対象から外します。
    • 作成者フィルター:特定の開発者が作成したファイルまたは行だけを解析対象とします。
    • ファイルサイズフィルター:空のファイルや特定の行数以上のファイルは解析対象から外します。
    • コードブロックオプション:ソースファイルに記述された特定のコメント間だけを解析対象とします。

設定方法等の詳細は「Parasoft製品サポートセンター」までお問い合わせください。
Q21 Jtest9.5では、-source オプションを使用していました。Jtest DTPでは、どのように解析を行えばいいですか?
解析の前に解析に必要なプロジェクトファイル(JSON ファイル)を作成してください。以下の2手順で解析します。

①jtestcli の -project オプションでプロジェクトファイル(JSONファイル)を作成する
②作成したプロジェクトファイル(JSONファイル)をjtestcli の -data オプションに指定して解析する

-project オプションの詳細はJtest DTP ユーザーマニュアルの [Static Analysis Engine] > [テストスコープの定義] > [プロジェクト ファイルの作成]をご参照ください。
また、弊社で作成した環境構築手順書もございます。「Parasoft 製品サポートセンター」までお問い合わせください。

A.Parasoft DTP

Q1他のマシンのブラウザからParasoft DTPにアクセスできません。
A1. Parasoft DTPの起動が失敗しているか、他のマシンからParasoft DTPへのアクセスが許可されていない可能性があります。 次をご確認ください。
  • Parasoft DTPの起動前に、次のTCPポートが使用されていないことを確認します。
    80(Windowsのみ), 8080(Linuxのみ), 8005, 8009, 8082, 32323, 61617
  • ファイアウォールを使用している場合、外部からTCPポート80または8080へのアクセスを許可してください。
 
Q2 ブラウザでアクセスしたParasoft DTPの画面が「????」のように文字化けします。
A2. Parasoft DTPが使用するデータベースとしてMySQLを使用していて、かつDTP/GRSデータベース内のテーブルの文字コードがUTF-8でない場合に発生します。この場合、MySQLの設定の変更、および、DTP/GRSデータベースの再作成が必要です。次の手順を行います。

1 Parasoft DTPを停止します。
2 データベースを削除します。
3 MySQLを停止します。
4 MySQLの設定ファイル(my.ini)の[mysqld]セクションに、次の設定を追加します。
character-set-server=utf8

5 MySQLを起動します。
6 Parasoft DTPを起動します。
7 ブラウザでParasoft DTPにアクセスし、admin等の管理ユーザーでログインします。
8 [データベース設定]が表示されますので、インストール時と同様にGRSデータベースとDTPデータベースを作成します。 
Q3 Parasoft DTPで表示されるソースコードが文字化けします。
A3. ソースコードのエンコードがUTF-8でない場合、文字化けすることがあります。以下の手順に従ってソースコードのエンコードを設定してください。
1 ブラウザでParasoft DTPにログインし、[Report Center]の[管理]を選択します。
  • 特定のプロジェクトのエンコードのみ変更する場合、[プロジェクト]>[プロジェクトの選択]にてプロジェクトを選択します。
    次の画面で[Parasoft Test設定]タブを選択します。
  • すべてのプロジェクトのエンコードを変更する場合、[設定]>[Parasoft Testグローバル設定]を選択します。

2 [Parasoft Test設定]に、ソースコードのエンコードに合わせて次のように記入します。
例:ShiftJISの場合、file.encoding.name=sjis
3 [保存]ボタンを押します。 
Q4 Jtest DTPからパブリッシュしたデータが表示されません。
A4. ダッシュボードに[診断]カテゴリのウィジェットを追加すると、パブリッシュされたレポートの処理結果が分かります。
  • Data Collector分析結果:Data Collectorが処理したレポートのリストを表示します。
  • 最後の実行:最後に実行した静的解析、単体/機能テスト、カバレッジ解析についての情報を表示します。

これらに分析結果が表示されていない場合、パブリッシュに失敗していますので、Jtest DTPからDTPへの接続に関する設定を確認してください。
分析結果が表示されている場合、パブリッシュ時のDTPプロジェクト名やDTPのダッシュボードのフィルターを確認してください。 
Q5 ダッシュボード上のウィジェットをクリックしてもソースコードが表示されません。
A5. Jtest DTPの実行において、ソースコードのパブリッシュを行わない設定になっているか、ソース管理システムの設定が正しくない可能性があります。
ソースコードのパブリッシュを行うには、jtestcliコマンドを実行する際に以下の設定が有効になるように、設定ファイルまたはコマンドラインオプションを確認してください。
  • report.dtp.publish.src=full(デフォルト値はfullです)

ソース管理システムに関する設定につきましては、Jtest DTPユーザーマニュアルの[DTP Engine for Javaのカスタマイズ]>[設定リファレンス]を参照してください。 
Q6 Report Centerの管理メニューが表示されないので、Jtest DTPのテストコンフィギュレーションの変更ができません。
A6. Parasoft DTPのログインユーザーの管理権限が設定されていません。管理権限のあるユーザーでログインし直してください。管理権限は、次の権限になります。
  • Basic 権限: pstsec_basicAccess
  • Administration 権限: pstsec_administration
    • なお管理権限の設定は、管理権限のあるユーザーでのみ可能です。Parasoft DTPのインストール直後の場合、adminユーザーが管理権限を持っています。 
Q7 Parasoft DTPのReport Centerを使うのにはライセンスが必要ですか?
はい、ライセンスサーバーやTeam Server以外にReport Centerのライセンスが必要になります。
更新履歴
2016年01月06日 項目追加
2015年11月19日 項目追加
2015年10月09日 新規作成