CASE STUDY 導入事例

エンジニアの生産性を落とさず、強固なAI アンチウイルスの防御をMac 環境にも提供 ガバナンス強化に大きく貢献する「CylancePROTECT©」

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ウォンテッドリー株式会社様

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ビジネスSNS「Wantedly」の企画・開発・運営を行っているウォンテッドリー株式会社では、ガバナンスおよびセキュリティ強化に向けた環境づくりの一環として、エンドポイントにおけるセキュリティ対策の強化を実施。そこで採用されたのが、生産性の低下を招くことなく未知のマルウェアを予測防御する、AI(人工知能)と機械学習を駆使したアンチウイルス「CylancePROTECT©」です。
  • 導入のきっかけ
    • 分散統治していたエンドポイントセキュリティを中央集権型の管理体制へ移行
    • スケールしやすい環境づくりとともに、これまで以上のガバナンス強化を目指す
  • 環境
    • 日本、シンガポールや香港、ドイツなどグローバルあわせて100ライセンスを導入
  • ソリューション
    • macOS中心に、Windows OSと混在した形で従業員が使うエンドポイントにCylancePROTECTを展開

ウォンテッドリー株式会社


課題:セキュアにスケールしやすい環境づくりを目指す

“シゴトでココロオドル人をふやす”をミッションに、ビジネスSNS「Wantedly」を提供しているウォンテッドリー株式会社。運命のチームや仕事に出会うきっかけを作り出す「Wantedly Visit」をはじめ、名刺管理を行う「Wantedly People」、社内外での生産的なコミュニケーションを生み出す「Wantedly Chat」など、「はたらく」を面白くするための各種サービスを提供しており、国境を越えて“はたらくすべての人のインフラ”構築を積極的に展開しています。

同社でインフラ整備を担当しているエンジニアの坂部 広大氏は、「キャズムを超えていける強固な環境を整備することはもちろん、開発者を含めたすべての従業員の生産性の向上と、長期的な技術戦略の策定でエンジニアのレベルアップを図っていくことをミッションに掲げています」とインフラチームの役割を説明します。インフラチームは、サービスを強固に防御するためのセキュリティ対策も担っていますが、エンドポイントのセキュリティ対策は、これまで現場が主導してチームごとに調達し、申請内容を承認する状況にありました。

しかし、ビジネスの拡大に応じてオフィスの増床や拠点が広がるなかで、インフラチームが主導してスケールしやすいセキュリティ環境を整備することになったのです。「チームごとの分散統治からインフラチームによる中央集権型の体制に移行した方がスケールしやすい。ガバナンスを強化する意味でも、我々がエンドポイントまで含めたセキュリティ対策を整備するべきだと考えたのです」と坂部氏はそのきっかけを語ります。すでにシンガポールや香港、ドイツに拠点を展開するなど、グローバルな活動も広がるなかで、これまで以上にセキュアな環境を整備することが求められたのです。

選定ポイント:生産性低下によるロスを考慮すればCylanceが最適な選択肢だった

選定に際し、ビジネスにおいて同様の成長曲線を描いている企業にヒアリングを行い、同社にベストな環境について視野を広げていったと坂部氏。「自分たちが持っている知的財産となるデータの安全性をどう担保していくのかが大きな課題として顕在化しており、当初は情報漏えい対策を念頭にスタートしました。具体的には、ISMSなど情報セキュリティマネジメントの観点で検討を重ねていきながら、我々が重視している“生産性”の観点について十分検討しました」。セキュリティソフトを導入することで業務効率に影響が出ないようなソリューションを意識したと坂部氏。

そこで出会ったのが、Cylanceが提供する「CylancePROTECT」でした。「過去にはセキュリティソフトの挙動でPCのパフォーマンス低下を経験したこともあり、生産性を下げない技術について各社に確認しました。CylanceはCPUの使用率をチェックしたうえで、利用者に負担をかけないよう工夫して動作します。まさに我々が求めているものだったのです」と坂部氏は評価します。また、毎日のシグネチャ更新とフルスキャンが都度必要となる従来のシグネチャ型では運用負荷が大きくなるため、軽快に動作するCylanceを運用面からも評価。機械学習の数理モデルを駆使して、未知のマルウェアによるゼロデイ攻撃に99%以上の高い検知率で対抗できる点についても高く評価したと坂部氏は語ります。

他社製品も含めて検討した結果、社員の半数にあたるエンジニアの日常業務において詳細に生産性を確認したうえで、Cylanceが同社にとって最適だと判断したと語ります。「ファイルを検索する際にはgrepコマンド等を頻繁に利用しますが、実行するたびに動作が遅くなってしまうものがあり、エンジニアの生産性に大きく影響すると判断しました。また、ソフトウェア開発のプラットフォームであるGitHubを利用する機会が多いため、git cloneを実行してファイルをダウンロードすることも多く、その都度ファイルのスキャンをされてしまうと業務効率に大きく影響を及ぼすことが分かったのです」と坂部氏は2週間あまりの検証期間で実業務における動作を確認。その際、あるアンチウイルス製品ではカスタマーサポートが利用するツールで特定のページ表示が遅くなってしまい、電話応対に大きな影響を及ぼすことが判明したケースもあったため、エンジニア以外の業務においても現場ごとに動作を確認、最終的にCylanceが同社にとってベストだと判断したと説明します。

コストについては、従来のシグネチャ型アンチウイルスソフトと比べると割高ではあるものの、社員が行う1時間の業務に照らし合わせたうえで、十分投資に値すると判断。「これまでには安価な仕組みを導入したことで運用に苦労した経験も。ツールを入れた結果、生産性を下げてしまうことは避けなければなりません。今回は失われる生産性を含めてコストを計算したうえで、Cylanceがベストという結論に至ったのです」と坂部氏。

導入効果:情シス専任不在でもセキュアな環境が維持できる点を高く評価

現在は、macOSやWindows OSを含めた環境で、コーポレートチームがキッティングを行う際にCylancePROTECTを展開、社内にある100台前後のPCに導入が進められており、国内の従業員はもちろん、一部の海外オフィスにも展開されています。「何か通知があった段階で管理画面を確認する程度で、普段は特別なことは何も行っていません」。他社の製品を使っていたころは、Webブラウザの挙動がおかしくなったり表示が遅くなったりした経験もあり、導入当初は使い勝手の面で覚悟をしていたと坂部氏は語ります。「しかし、導入してみると問題なく稼働している状況にあります。現場からは精神的なストレスがなくなったという声も届いています」と坂部氏。導入当初はホワイトリストへの追加を行っていましたが、導入後1か月あまりで落ち着き、以後は新たなリストの追加は行っていない状況です。生産性を下げることなくセキュアな環境が整備できていると坂部氏は力説します。

もともと同社には社内向けの情報システム部門は存在せず、インフラチームが兼務で社内の基盤整備を行っています。「さらに組織が大きくなれば、専任チームを作ることになると思いますが、現在は多くのメンバーが兼務している状況です。CylancePROTECTは負担なく運用できるのでとても助かっています」と坂部氏は評価します。また、同社にとってCylancePROTECTが適していたのは、macOSへの対応が迅速である点です。「他社製品だとmacOSバージョン対応に制限が多く、セキュリティソフトの問題でOSのバージョンアップデートができないという問題もありました。Cylanceはバージョンアップへの対応が早く、Macを利用するうえで親和性が高いこともCylancePROTECTを選んだ大きな魅力の1つ」と坂部氏。

必要な情報が得やすいことも、坂部氏がCylanceを評価するポイントの1つに挙げています。「世界中の利用者が集まるCylanceのフォーラム内でオープンな形で議論されており、きちんとした一次情報にたどり着きやすいのはエンジニアにとってありがたい」。また、他社製品では業務中の端末にセキュリティ情報が頻繁にポップアップで表示されるものがあり、それが生産性に影響を与えることもあります。「いつの間にかCylancePROTECTで静かに検知・隔離され、利用者のリスクだけブロックする。そんなスマートなアプローチを採用しているCylanceを気に入っています」と坂部氏は評価します。

導入支援パートナー

2週間程の事前検証や実際の導入支援をテクマトリックスが実施。「CylancePROTECTの仕様や管理画面の使い方を含めて詳細に教えていただき、こちらの質問やリクエストに対し迅速に対応いただき、頼りになりました。ちょっとした疑問にもエンジニアの方にその場で回答いただくなど、短期間での導入を実現する上で信頼できるアドバイザーで、とても感謝しております」と坂部氏は評価します。実際のハンズオンにおいても、監査時の対応など具体的な運用における疑問をその場で解消することも。もともとセキュリティに長けているインテグレータとしてテクマトリックスが選ばれており、今後はさらなるセキュリティ面のサポートにも期待を寄せています。

今後の展望:成長に合わせてスケールできる機能をフル活用

「今後、利用者数が10倍規模に膨らむようになれば、ポリシーを部署ごとに詳細に設定し、権限移譲も含めてスケールした使い方を予定しています。標準の管理者画面でゾーニングのポリシー設定を容易に行えることが、CylancePROTECTを選んだポイントの1つです」と坂部氏。

また現在は海外の拠点にも部分的に展開されていますが、グローバルな視点でガバナンスを強化する意味でも、いずれはグローバル含めた全体の環境に展開していきたいと語っています。

ウォンテッドリー株式会社

住  所 東京都港区白金台5-12-7 MG白金台ビル4F
設  立 2010年9月
事業内容 ビジネスSNS「Wantedly」の企画・開発・運営

お客様担当者

ウォンテッドリー株式会社
エンジニア

坂部 広大 氏

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  • テクマトリックス株式会社
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