CASE STUDY 導入事例

「Dell EMC Unity」を新たに採用し全社統合ファイルサーバを構築 運用効率化と柔軟なデータ活用を実現

お客様

大崎電気工業株式会社様

カテゴリ

  • ネットワーク

関連サービス/製品

■ 主な課題

Windows ベースで構築されたR&D 業務用ファイルサーバの運用管理が現場部門の大きな負担となっており、早急な改善が求められていた。

■ 成果

「Dell EMC Unity」を導入し、拠点・本社のファイルサーバ統合を実施。運用管理工数を大幅に軽減すると同時に、部門間での円滑なデータ共有も実現。

大崎電気工業株式会社様導入事例

課題 : 部門ファイルサーバの運用管理負担が課題に

計測・制御および通信技術のエキスパートとして、エネルギー利用に関わる多彩な製品群を提供する大崎電気工業。2016年に創業100周年を迎えた同社では、主力製品である電力量計を筆頭に、配・分電盤/制御盤や薄型ディスプレイ関連装置など、幅広い分野でビジネスを展開しており、次世代電力量計であるスマートメーターでも高いシェアを誇っている。

「近年ではサービス事業にも力を入れており、お客様施設内にセンサーを設置して、照明/空調設備等のエネルギー利用状況を見える化するソリューションも提供しています」と語るのは、同社 情報システムセンター 担当課長 吉田隆昭氏。家電量販店やホームセンターなど、様々な企業でエネルギーコスト削減や環境対応などの取り組みに活用されているとのことだ。

 コメント「これほど多彩な機能を備えたストレージが、こんなにリーズナブルなコストで利用できるとは思いませんでした。運用管理性にも非常に優れており、手間を掛けることなくユーザーにサービスが提供できます。今回はUnityを選んで大成功でしたね。」

こうしたIoT時代を先取りする先進サービスを次々と展開する同社だが、同時に社内情報インフラの整備・拡充も推進している。その一環として今回実施されたのが、社内ファイルサーバの統合プロジェクトだ。

「そもそものきっかけは、埼玉事業所内に設置されたR&D業務用ファイルサーバの刷新です。これまでは現場部門で構築・運用を行ってきましたが、データ量の増加などに伴って規模が拡大してきたため、情報システムセンターに移管できないかという相談を受けたのです」と吉田氏は振り返る。

R&D部門の業務において、製品の設計・開発データやソースコードなどを管理するファイルサーバは必要不可欠。しかし、セキュリティアップデートやバックアップなどの作業などに多大な手間が生じており、本来の業務にも影響が出るようになっていたという。吉田氏は「ちょうど埼玉事業所では当センターが管理する生産業務向けファイルサーバが稼動していたほか、本社にも一台ファイルサーバがありました。そこでこれらを集約し、新たな統合ファイルサーバを構築しようと考えました」と語る。

解決のアプローチ : 「Dell EMC Unity」のシンプルさを高く評価

新統合ファイルサーバの導入にあたっては、まず運用管理が容易に行えることが要件となった。「Windowsベースで構築されたR&D業務用ファイルサーバは全部で4台。これに生産業務用、本社用も合わせた環境を、1台のファイルサーバに統合するわけですから、できるだけ管理に手間の掛からないストレージを選びたかった」と吉田氏は語る。さらに、その他にも、将来的なデータ増大にも余裕で対応できる拡張性と性能、導入・運用コストがリーズナブルであることなども重要な要件となった。

これらをすべてクリアできる製品として浮かび上がってきたのが、「Dell EMC Unity」である。吉田氏はその経緯を「当社では以前から『Dell EMC DataDomain』をバックアップに利用していますが、今回の新統合ファイルサーバの導入にあたっては、Dell EMC製品は検討対象に挙がっていませんでした。しかし、Dell EMCやITパートナーのテクマトリックスの提案を聞くうちに、次第にUnityへの興味が沸いてきたのです」と明かす。テクマトリックスは、I Tインフラ、ネットワーク、セキュリティ領域で数多くの新製品を海外から発掘し、販売、設計・構築、保守サポートに至るまで手厚いサービスに定評のあるシステムインテグレータである。各製品専任の営業担当、技術担当がおり、Dell EMCのストレージ製品についても、その高い技術力で多くの顧客の信頼を得ている。

テクマトリックスの檜原 樹氏も「各種の機能をバランス良く兼ね備えたUnityは、まさにファイルサーバ統合にもピッタリの製品です。当社ではUnityのデモ環境もご用意していますので、実際にその使いやすさを体感して頂こうと考えました」と語る。

そこでの印象も非常に良かったとのこと。吉田氏は「Unityの管理画面は大変分かりやすく、各種の設定や操作がすべて直感的に行えます。しかも、ワーニングメッセージやログまできちんと日本語化されているのには感心しましたね。これなら運用管理のシンプル化が実現できると確信しました」と語る。

製品選定の過程では他社製品との比較検討も行われたが、ここでもUnityのコストパフォーマンスの高さが大きな決め手となった。吉田氏は「他社製品の場合、容量によってOS費用が変わったりツール類がオプションだったりと、とかくコストが嵩みがちです。その点、Unityは様々な機能がオールインワンで提供されますし、拡張性や性能の面でも全く問題がありません」と語る。

これらの利点を高く評価した同社では、最終的に「Dell EMC Unity 300」の採用を決断。Unityについての豊富な知見を有するなど技術面でも定評があり、同社との信頼関係も強いテクマトリックスが、パートナーとして構築作業を担当した。「テクマトリックスは、最初の提案訪問時から技術的な掘り下げた話をしてくれたので、技術力にも信頼をおけました。」と吉田氏は語る。

成果 : ストレージの性能問題を無事解消。コスト削減にも効果を発揮。

Unityによる全社統合ファイルサーバは、2017年4月より本番稼動を開始。これにより同社の業務にも様々なメリットが生まれている。

「まず一点目は、懸案であったユーザー部門の運用管理負担を軽減できた点です。今後はファイルサーバのお守りに追われる心配もなくなり、本業だけに力を注げます。また、Unityの性能についても十分満足していますね。既存ファイルサーバ6台分のユーザー数を賄うことになるため、負荷ツールを用いた性能検証なども実施してみたのですが、レスポンスに不満が生じるようなこともありませんでした」と吉田氏は語る。Unityには、内蔵SSDをストレージキャッシュや階層化管理に利用する「FAST Cache」「FAST VP」などの機能も備わっているため、将来的な性能不安なども特に感じてはいないとのことだ。

また、同社では、Unityの各種機能についても積極的に活用、たとえばデータバックアップにはSnapshot機能を利用し、1日4回・2週間分のデータを保持できるようにしている。ユーザーへの容量割当についても、Unityのクォータ管理機能が威力を発揮。「これまでR&D部門では特に制限を設けず各ファイルサーバの容量を一杯まで使っていましたが、逆に生産部門ではユーザーごとに細かく容量を分けていました。このように部門ごとに異なる運用をそのまま継承していく上で、Unityのクォータ管理機能が大いに役立ってくれています」と吉田氏は説明する。

Dell EMC Unity システム構成図

ちなみに今回から、ストレージの設置場所をデータセンタに変更しているが、2UサイズのコンパクトなUnityは設置コストの削減にも大いに貢献しているとのこと。吉田氏は「災害や法定停電などのリスクを軽減できるのはデータセンタの良さですが、その反面、機器故障の際などにすぐ駆け付け対応が行えないという問題もあります。その点、Unityでは遠隔サポートサービスも標準で提供されますので、安心感は非常に高いですね」と語る。

さらに見逃せないのが、社内のデータ共有・活用を加速していけるようになった点だ。「バラバラのファイルサーバにデータが分かれていると、どうしても部門間をまたぐデータ共有などが行いにくい。その点、Unityの導入によって全社共通の情報基盤が整いましたので、データ利活用促進にも大きな弾みが付くと考えています」と吉田氏は語る。

導入・構築を支援したテクマトリックスでも、今回の成果に大きな手応えを感じている。檜原氏は「機能が豊富で費用もリーズナブルなUnityは、我々にとっても非常にお勧めしやすい製品。当社ではハンズオンセミナーなども実施していますので、今後も様々なお客様にご提案していきたいですね」と語る。

また吉田氏も、今後の展望を「ユニファイドストレージであるUnityは、仮想化基盤用のストレージなどにも利用が可能です。今後も様々な分野で活用を推進し、インフラの最適化に役立てていきたいですね」と語った。

大崎電気工業株式会社

お客様担当者

大崎電気工業株式会社
情報システムセンター
担当課長

吉田 隆昭 氏

お問い合わせ

  • テクマトリックス株式会社
    東京本社

    ネットワークセキュリティ事業部
    プラットフォーム営業部
    ストレージソリューション営業課

    03-4405-7816

  • HOME
  • 導入事例
  • 「Dell EMC Unity」を新たに採用し全社統合ファイルサーバを構築 運用効率化と柔軟なデータ活用を実現

CONTACT

製品についてやテクマトリックスについてなど、
こちらよりお気軽にお問い合わせいただけます。