CASE STUDY 導入事例

みずほ証券が求める仕組債管理業務の効率化 「多用途型」市場系業務統合ソリューション「Apreccia4」の活用

スピード、汎用性、確実性が求められる決済事務オペレーションの自動化

お客様

みずほ証券株式会社様

カテゴリ

  • 金融

関連サービス/製品

仕組債についての確実な事務品質の向上を目指す

みずほ証券は多様化するお客さまニーズに応える商品の一つとして仕組債を取り扱っております。

フロントでは新商品の販売が進む中、バックオフィスではシステムが未対応の商品スキームや通貨が増え、人手に依存した作業範囲が広がり、オペレーションリスクが増大していました。

もちろん、オペレーションリスクを軽減するためには、人手に依存した作業を効率化(あるいは自動化)すればいいことは解っていましたが、ここには、業務処理が満載のExcelワークブックが深く関与していて、しかもそのワークブックは、サイズも複雑さも増大の一途をたどっていたことが、この問題を複雑にしていました。

そのため、バック業務を効率化・安定化するためには、ワークブックへの依存を解消することができる新しいシステムを導入することが急務でした。

 

コスト・工数を最小化、新商品追加も汎用的な設計を最大限に活用

導入にあたり、ここだけは押さえておきたいという点はいくつかありましたが、バックオフィスではシステム開発予算が潤沢にあるわけではないので、先ずコスト・工数を抑えることは重要な課題でした。当時、カバーできていないストラクチャーを持つ商品は何十種類もあり、従来のような商品ごとの個別開発は難しい状況でした。そのような中で、Apprecia4の特徴でもある多様な金融取引を1つのプログラムで表現・処理する思想で貫かれた設計に惹きつけられました。

一方、汎用的であるがゆえに専門家集団でないと操作できないといったオペレーションになると運用の難易度が極端に上がってしまうのも困りますので、トレードオフの関係にある簡便性と汎用性の両立を図るため、さまざまな実在商品をサンプルとして一年間にわたり確認作業を繰り返しました。確認作業では、銘柄属性入力の打鍵方法や結果の確認方法などユーザーが不慣れな細かい部分について、テクマトリックスの技術担当者にはメール・電話に留まらず、オンサイトでもサポートして頂き、とても助かりました。

今回はApreccia4のパッケージメリットを生かし、特定の業務用途に依存しない「徹底した汎用指向型」のシステムを導入しましたが、みずほ証券固有のカスタマイズ要請は、最低限にとどめました。この判断は、汎用パッケージとしての基本アーキテクチャーを維持することにより、バージョンアップの恩恵を最大限享受する方針に基づいています。

事務オペレーションが大幅に高度化、 業務の確実性と心理的負担からの解放

導入前は新興国の銘柄はシステムが未対応だったこともあり、全てExcelで管理しており、お客さま向けの通知書も全て手作業で作成していました。また、期日管理では海外の休日カレンダーを他部門の担当者とお互いに目視で確認し判定日を決定、イベント発生の有無も自分たち自身で判断していました。利払いの頻度は、月次、四半期、半期などケースバイケースで、銘柄数が日々さらに増えてくる中、業務の運用が難しくなっていました。

今回、Apreccia4の導入により、観測日・判定日・償還日・利払日等のスケジューリングから、市況レートの観測・判定、そして判定結果に基づく元利金計算や、その端数処理までが自動化され、かつ、お客さま向けの通知書も自動作成されるようになったことで安心感が広がり、作業的にも気持ちの面でも大幅に負荷が減りました。現在、期日管理を目的に5~6名ほどで運用していますが、作業にあたるメンバーはとても喜んでいます。
 


Apreccia4 銘柄登録画面

 

スピード、柔軟性、確実性を同時に満たすことが要求される領域、更なる成果に期待

今回のシステム導入は、コストの制約のみならず、社内のITリソースの制約もあり、他のシステムとのインターフェース接続を行わない導入方法を選択しました。もちろん、将来的には外部システムとの入出力といった接続の可能性やExcelとの親和性を見据え、拡張性を有しているかも考慮しておく必要もありました。

収益につながるフロントのトレードをサポートする事務グループは、スピード、柔軟性、そして確実性という一般的にはトレードオフの関係にある条件を全て同時に満たすことが要求される領域です。

従来は、これをマンパワーに頼って対応してきましたが、この矛盾を解消するための方法としてApreccia4が持つ汎用的な設計を十分に活用するとともに、使う側である事務グループのメンバーも発想の転換とスキルを更に高めていく必要があります。今後は、徐々に他システムとの接続を行い、Apreccia4の潜在能力をさらに活用し、業務の一層の効率化を進めてゆきたいと考えています。

みずほ証券株式会社

『One MIZUHO』のスローガンのもと銀行・信託・証券の一体運営を推進する〈みずほ〉の総合証券会社。業界トップの274拠点の国内ネットワークを展開、また、みずほ銀行の支店ロビー内にプラネットブースを設置する等みずほ銀行との共同店舗化を進め、お客さまに〈みずほ〉の総合金融サービスをワンストップで提供できるように努めている。債券や株式の引受業務やM&Aアドバイザリー等の投資銀行分野においても、常にトップクラスの実績を残し高い評価を獲得、また、著名な金融専門紙等での株式アナリストランキングにおいて2014年、2015年、2016年と3年連続で1位を獲得する等、機関投資家からも高い評価を受けている。
*2016年6月30日現在

みずほ証券株式会社
設立 1917 年
代表者 取締役社長 坂井辰史氏
従業員数 6,994名
本社所在地 東京都千代田区大手町1-5-1
事業内容 金融商品取引業

お客様担当者

内部監査グループ長
(前 事務グループ長)
常務取締役

薄葉 真哉 氏

事務グループ トレードサポート部 次長

数 幸城 氏

事務グループ トレードサポート部 ヴァイスプレジデント

森 晃子 氏

お問い合わせ

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    カスタムメイドソリューション事業部
    カスタマーソリューション営業部

    03-4405-7846

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