Network Security Sensor について

1 センサに割り当てるIPアドレスはいくつ必要ですか?

1つです。
センサ1筐体につき、1つの管理ポート (NSシリーズセンサ:10/100/1000Mbps) が装備されております。この管理ポートに 1 IPアドレスを割り当てます。その他の検知ポート、レスポンスポートに対してはIPアドレスは必要ございません。

2 センサのポート数の違いを教えて下さい。

製品仕様をご参照ください。

3 検知した攻撃に対して、どのようなレスポンスができますか?

検知した攻撃に対して、下記のレスポンスを設定することが可能です。
ⅰ.TCP Reset の送信
ⅱ.ICMP Unreachable の送信
ⅲ.リアルタイムパケットドロップ *1
ⅳ.ホスト隔離 *1
*1: In-Line モードで配置した場合のみ設定可能です。

4 センサはどのように配置するのですか?

センサの配置方法は、下記の3種類がございます。

  • SPANモード:
    スイッチのミラーポートとセンサを接続し、ミラーポートから受け取ったトラフィックを監視します。検知ポートを1口使用します。センサのレスポンスでは、TCP Reset、ICMP Unreachable の送信を行うことが可能です。
  • TAPモード:
    監視対象のネットワーク経路上に TAP装置を挿入する形で配置して、TAP装置からコピーされたトラフィックを受け取り監視します。検知ポート2口1組で使用します。センサのレスポンスでは、TCP Reset、ICMP Unreachable の送信を行うことが可能です。
  • In-Lineモード:
    監視対象のネットワーク経路上にセンサを挿入する形で配置します。検知ポートを2口1組で使用します。センサのレスポンスでは、TCP Reset、ICMP Unreachable の送信に加えて、リアルタイム防御(パケットドロップ)を行うことができる唯一の配置モードです。

5 フェールクローズ、フェールオープンとは何ですか?

デバイスが故障した場合、フェールオープン または フェールクローズモードによりトラフィックフローの処理方法を選択することができます。
故障や停電が発生した場合、フェールオープンモードではトラフィックを継続して転送し続けます(障害が復旧するまでトラフィック検知機能は停止します)。一方、フェールクローズモードではトラフィックの転送を中断させることができます。

※SFP/XFPポートにてフェ-ルオープン接続を実施するには、別途、フェールオープンキットまたはフェールオープンモジュールが必要です。

6 センサの冗長化構成は可能ですか?

可能です。
(1). Active - Active、(2). Active - Standby で構成されるネットワークで冗長化構成を組むことが可能です。
各センサ間をつなぐフェールオーバーリンクを介して、各々のトラフィック情報を共有します。
(1) 、 (2) のどちらの構成で動作させるかは、センサを配置するネットワーク経路の構成に依存致します。

※冗長化構成は動作モードが混在していても実装可能となります。

7 電源装置は冗長化されていますか?

NS-3100、NS-3200 を除く機種で冗長化電源を装備することが可能です。

8 センサを配置/インストールする際に、ネットワーク断が発生しますか?

センサを配置するネットワーク構成によって異なります。
SPANモードでインストールする場合、ネットワーク断は発生しません。
In-LineまたはTAPモードでインストールする場合、ネットワーク系路上にセンサを配置するため、配線の際に一時的にネットワーク断が発生します。


更新日 2018/8/2

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