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  • 2021.01.21
    • ソフトウェア品質保証

DXのデータ連携に欠かせないAPIのテスト自動化とAPIテスト環境仮想化を1ツールで実現する「SOAtest/Virtualize 2020.2」の販売を開始

Salesforce LightningやGUIDEWIREのアプリケーションに対し、APIのシナリオテストをAIで自動生成。APIの呼び出し回数に応じて異なるデータを提供する、シーケンシャルな仮想化を強化

テクマトリックス株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:由利孝、以下「テクマトリックス」)は、米国Parasoft Corporation (本社:米国カリフォルニア州、最高経営責任者:Elizabeth Kolawa、以下「Parasoft社」)が開発したAPIテストの自動化とサービス仮想化を1ツールで実現する「SOAtest/Virtualize 2020.2」の販売を2021年1月21日より開始します。

DX全盛の今、さまざまなデータを利活用するシステム作りにおいて、API(主にREST API)を用いたあらゆるシステム、サービス、ゲートウェイ、デバイスなどとのデータ連携がDXを実現するアーキテクチャとして定着しました。それに伴い、データ連携を支えるAPIやAPIを利用する側のアプリケーションの品質の担保に適したテスト手法を採用することが重要になっています。

このたび販売を開始したSOAtest/Virtualize 2020.2では、APIのテスト自動化機能(SOAtest)において、APIテストのAI機能(SOAtest Smart API Test Generator)を強化しました。AI機能で、Chromeブラウザーを用いてSalesforce LightningやGUIDEWIREプラットフォームで開発されたアプリケーションを操作するだけで、その操作に関連するデータを連携するAPIのシナリオテストを自動かつ最適化した形で生成します。この機能は、APIテストの作成におけるハードルを取り除くだけでなく、実際のユースケース(画面遷移)に即した意味のあるAPIのシナリオテストの作成と実行を可能にします。
また、テスト環境の仮想化機能(Virtualize)では、APIの呼び出し回数に応じて異なるデータを提供する仮想化をGUI操作から容易に設定できるようになりました。これにより、注文番号のインクリメントや在庫のデクリメントを含むアプリケーションのテストを今まで以上に効率的に行えるようになりました。
さらに、製造業におけるIoT化やDXに伴うシステムのマイクロサービス化に伴い、データ連携で採用が進む新しいテクノロジー(Kafka、MQTT、RabbitMQ、protobuf、WebSocketなど)をIoT/マイクロサービスパックとしてとりまとめ、強化しました。

SOAtest/Virtualize 2020.2の新機能・改善点

APIテストのAI機能(SOAtest Smart API Test Generator)を強化

Salesforce LightningやGUIDEWIREプラットフォームを活用したアプリケーションのローコード/ノーコード開発も活発に採用される時代になりました。
これらのプラットフォームで開発したアプリケーションのAPIテストを効率的に行う上で、技術者でなくともChromeブラウザーで操作するだけで、その画面操作に関連したデータ連携を実現するAPIのシナリオテストを自動生成する機能が追加されました。これは、AIでプラットフォーム固有のヘッダー情報やパラメーターを分析し、テストシナリオを最適化した形で生成します。この機能は、APIテストの作成におけるハードルを取り除くだけでなく、実際のユースケース(画面遷移)に即した意味のあるAPIのシナリオテストの実行を可能にします。

APIテストのAI機能(SOAtest Smart API Test Generator)を強化

IoT/マイクロサービスで採用されるテクノロジー対応を強化

製造業におけるIoT化やDXに伴うシステムのマイクロサービス化も活発に採用される時代になりました。
データ連携で採用が進む新しいテクノロジーのAPIテスト/サービス仮想化を効率的に行う上で、Kafka、MQTT、RabbitMQ、protobuf、WebSocketなどを含むテクノロジーをIoT/マイクロサービスパックとしてとりまとめ、強化しました。

CI/CDパイプラインにおけるAPIのテスト自動化を強化

PIテストの結果でエラーとしてレポートしたくない事項がある場合、レポートさせないための「抑制」設定をファイルで管理する機能が追加されました。
APIのテスト資産と関連付けされた抑制ファイルをGitなどの構成管理システムで管理することで、CI/CDパイプラインにおけるAPIテスト自動化で不要なレポートを抑制し、一層効率的なテスト自動化が可能になりました。

よくあるテストにおけるサービス仮想化を強化

旅券発行システムのようなAPIを利用する側のアプリケーションのシナリオテストで、画面に表示される注文番号や在庫の値が正しいことを検証するためには、それらをユニークな値でDBに登録する必要があります。これはよくあるテストの1つです。このようなテストをより効率的に実施するためにサービス仮想化(Virtualize)の機能を強化し、ユニークな値を取得するためのデータ連携に使用するAPIを利用回数に応じて、値をインクリメント/デクリメントして提供するシーケンシャル仮想化をスクリプトレスですばやく設定する機能が追加されました。
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