株式会社サキコーポレーション様
運用の容易さと将来性でRSA SecurIDアプライアンス・モデル
リモートアクセスの認証と知的財産の保護で
グローバルビジネスをバックアップ
世界の製造品質を支える若きロボット産業の旗手
サキコーポレーションは、ロボット工学を応用したプリント基板の自動外観検査装置のリーディング・カンパニーである。1994年設立すなわち創業14年と社歴は浅いが、すでに世界の14拠点に事業拠点を構え、のべ26ヵ国でビジネスを展開している。プリント基板の外観検査とは、プリント基板実装(プリント基板への電子部品のハンダ付け) 工程の品質検査のことであり、同社の製品は世界の製造現場で品質を支えていると言えよう。
サキコーポレーション躍進のきっかけを作ったのは、他社製品比2倍の速度で処理するにもかかわらず、価格は2分の1という衝撃的な新製品の投入だった。その背景には、同社独自の画期的な技術の採用があったのだが、それだけで今日のサキコーポレーションの姿があるわけではない。なぜならば、自動外観検査装置とは顧客毎のカスタマイズ領域が広いという特性を持っており、現実に2倍の速度で処理するためには、顧客毎にきめ細かい対応を取ることが欠かせないからである。
つまり、サキコーポレーションの躍進を支えたもう一つの要因は、徹底した顧客指向・現場指向だ。特に、DFC (DirectFeedback Cycle) と名付けられた、同社独自の業務スタイルは、顧客から高い支持を得ている。多くの事案別の顧客対応もDFCの下では、一人の担当者が自らの顧客が関わるあらゆる業務に精通し万事に誠意と責任ある対応を追求する。このDFCの精神によって、サキコーポレーションは顧客に安心感を与えることに成功した。このように独自の徹底した顧客指向・現場指向を貫くサキコーポレーションが、情報システム活用の現場指向に欠かせないリモート・アクセスを活用するのは自然の流れである。
リモートアクセスの導入で、顧客も従業員も満足度向上
サキコーポレーションのリモート・アクセスは、メールやPIMを含めたグループウェアへのアクセスにとどまらない。フィールド・エンジニアが客先からサポート・データベースにアクセスしたり、開発部門のエンジニアが現場を訪問し、その場でソフトウェアの変更に取り組み、変更箇所を送付することもあるという。「リモート・アクセスを導入したことで、今までできなかったことができるようになって、顧客満足度も従業員満足度も高まりました」とサキコーポレーションシステム企画室の真田真マネージャは語る。
このリモート・アクセスのセキュリティを守っているのが、RSA SecurIDである。サキコーポレーションのような技術本位の企業にとって、技術情報の漏えいはクリティカルな事態を招きかねない。その一方で、認証手段は誰にとっても、どこででも使いやすくなければならない。もちろん、限られた人数で運用している以上、運用負荷が少なく、日々の認証処理が安定して確実に行われる必要がある。こうした条件の下で、サキコーポレーションが選んだのが、RSA SecurIDである。
真田氏はRSA SecurIDの選定プロセスについて、「あまり時間はかけませんでした。生体認証など、ワンタイム・パスワード以外の認証手段はほとんど評価していません。RSA SecurIDについては、私自身、利用経験があったので、デファクト・スタンダードと評価されていることや、非常に多くの企業で使われていることも知っていました。ですから、その他の手段について、手間暇をかけて選定する必要性を感じなかったんです」と当時を振り返る。さらに、将来、リモート・アクセス以外での認証に利用することを視野に入れ、多種類のネットワーク機器との連携が取れていることも安心材料だった。
このような絶大な信頼の下で採用されたRSA SecurIDは、社内ユーザーの評価も上々のようである。システム企画室の神田裕二氏は「RSA SecurIDの認証方法は、ITになじみの少ない社員にとっても直観的でわかりやすかったようで、私たちが身構えていたわりには問い合わせやクレームがほとんどありませんでした。リモート・アクセスの利用申請も増え続けていて、初期導入分では足りなくなって、先日トークンを追加発注しました」と語る。
限られた人員でも運用可能なアプライアンス
サキコーポレーションが採用したアプライアンス・モデルは、同社のように限られた人員で情報システムを運用している多くの企業から好評を博しているが、同社においてもその期待を裏切ることはなかった。「導入から運用までもとても順調で、リセラーのサポートも適切でした」(神田氏)。
また、同社では、社内LANでのログイン認証は、ID+パスワードを採用しており、そのパスワードは定期的に変更するというポリシーが採用されているのだが、この手間のかかるポリシーは、エンドユーザーからもシステム部門からも、ご多聞に漏れず評判が今ひとつ。「Active Directoryの認証に対応してくれれば、社内LANのユーザー認証もRSA SecurIDに切り替えたいと思っています」と神田氏は語っている。
さらに、サキコーポレーションでは海外の販売代理店のエンジニア向けのサポート・データベースの整備も視野に入っており、そうなれば現在は従業員に限って配布しているRSA SecurIDをパートナーに提供することになる可能性があるという。
情報セキュリティ対策の今後について、真田氏は「中国や東南アジアなど日本に比べてセキュリティ意識の低い地域で情報セキュリティ事案が生じないように、システム・教育の両面から対策を講じていきたい」と語る。事業の拡大は事業リスクの拡大を伴うものである。そう考えると、RSAセキュリティが、サキコーポレーションの飛躍に貢献できる余地は大いに残されていると言えよう。
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企業情報
| 株式会社サキコーポレーション | |
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http://www.sakicorp.com/jp/ 1994年の創業以来、『新しい価値の創造への挑戦』という経営理念のもと、ロボットヴィジョン技術を用いた電子部品実装工程向け自動外観検査装置の分野において急成長を遂げた注目企業。秋山社長も、大手コンサルティング企業で活躍した後、同社を創業、短期間でグローバルトップブランドに育て上げた実力の持ち主で、政府税制調査会特別委員、経済産業省中小企業政策審議会経営支援部会委員を歴任するなど、その手腕に注目が集まっている。 |
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セキュリティインテグレーション営業部 RSA営業課
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