千葉工業大学様
「理論」と「実践」を融合させた最新の教育環境を実現
1万人の学生が利用する演習室にIsilonを採用
千葉工業大学
情報科学部 情報ネットワーク学科
教授博士
中村 直人 氏
千葉工業大学
情報科学部 情報システム課
課長
平田 幸夫 氏
NTT東日本
教育営業担当
担当課長代理
渡辺 厚 氏
NTT東日本
ビジネスユーザ事業推進本部
ソリューションエンジニアリング 第二システム担当
吉武 寛司 氏
初学者から専門の生徒まで幅広いレベルに合わせた演習室を構築
1942年創立の千葉工業大学は、現存する私立の工業大学としては国内で最も伝統がある大学です。都心からほど近い習志野市に津田沼キャンパスと芝園キャンパスを構え、大学・大学院を合わせると1万人近い学生が在籍。絶えず変化する技術に対応できる知識と能力を持った技術者の育成をめざし、社会のニーズにいち早く対応するため、「未来ロボット技術研究センター」を設置。また、この成果を学部教育に反映した「工学部未来ロボティクス学科」の開設など、様々な新しい取り組みを進めています。キャンパスの情報化もその1つ。同大学では、2006年度にシステムの全面リプレースを実施。その目玉が津田沼キャンパスのコンピュータ演習室でした。 システム刷新にあたり、プロジェクトをとりまとめた千葉工業大学 情報科学部教授の中村氏はこう語ります。 「新しい演習室のポイントは3つありました。第1に、様々なレベルの入学者がいるなかで、初学者でも使いやすいシステムであること。第2に、高度な情報処理に慣れ親しむことができること。第3に、情報を専門に学ぶ学生にもふさわしい先進的な環境であることです」 以上のようなコンセプトで演習室が構築されました。高性能ワークステーションが設置され、CADを用いた設計や、構造解析、3DCG制作、分子構造のモデリングなどができる「演習室1」。Windows、LinuxのPCが設置され、文書作成、表計算からWeb制作、プログラミングまで多様なアプリケーションが利用できる「演習室2」。仮想PC環境により、1台の端末で複数のPCを実行できるシステム開発を目的とした「演習室3」。これらの演習室は授業で使われるほか、学生が自由に夜9時まで利用することができます。
利用側にも運用側にも双方にメリットがあるIsilon IQ
新しい演習室のストレージに関する要件として大学が挙げたのは、まず信頼性でした。授業で使ったデータは学習の記録であり、これが失われると成績がつけられなくなります。とにかく信頼性が重要視されました。また、万が一トラブルが起きても、授業と授業の合間の15分の休み時間に処理ができること、 WindowsやLinuxなどマルチな環境でも動作することが必要でした。さらに、設置場所が限られることから、省スペース、省電力も要求されました。
これに対してシステム構築を担当したNTT東日本が提案したのが、高信頼性と最新のデータ保護機能を併せ持つIsilon IQクラスタ ストレージでした。NTT東日本の吉武氏は次のように語ります。
「データロスがなく、授業を止めない、という高い要求を最適なコストで実現できるストレージがIsilonでした。トラブル処理や今後の容量不足に対応する際には拡張性も非常に重要になると考えましたが、Isilonなら拡張も容易ですし、拡張時にトータルスループットが落ちることはありません。様々な観点から選定しました」
この提案を受けた時の印象を中村氏は語ります。
「Isilonは日本の教育機関での実績が多くないところが少し不安でした。しかし、NTTさんに信頼性や高可用性に関する技術的な裏付けを説明いただいたので納得して導入することができました。
InfiniBandやGigabit Ethernetといった新しい技術が使われていることも興味深かったですね。学生も新しいものには興味があります。教材としても面白いものを導入できたと思っています」
一方、運用を担当する千葉工業大学 情報システム課の平田氏はIsilonについてどのように考えているのでしょうか。
「新しく画期的な技術というのは、運用側にとっては有り難くないものである場合もあります。しかしIsilonは、運用の負担も軽減されるものでした。実際に導入後1年経ちましたが、大きなトラブルもなく安定して稼働しています。保守性だけでなく拡張性にも優れています。成長に合わせて投資可能という Isilonの設計思想には非常に共感するものがありました」
LDAPをはじめとする複数の認証プロトコルもサポート
実は今回のシステム刷新にはもう1つの目玉がありました。全学的な認証システムの統合です。それまで同大学では、コンピュータシステムへのアクセス認証が統一されていませんでした。ユーザーはネットワークごと、演習室ごとに別々の認証が必要になり、例えば新入生ならID・パスワードを10組も持たされるという不便な状況でした。これを統一することもシステム刷新の目的の1つでした。LinuxやWindowsといった複数のプラットフォームの認証システムを構築するにあたり、ICカードと組み合わせ、ID・パスワードを1つで済ませることを実現。LDAP、Active Directory、NISなど複数のプロトコルをサポートするIsilonだからこそ可能になったシステムと言えます。 このようにしてIsilon IQを用いた高度な演習室が完成。これまで以上に充実した環境を構築できました。 「教育にとって重要なのは『理論』と『実践』の融合です。理論だけでは技術者として使い物にならないし、実践だけでは単なるオペレーターになってしまいます。システム機器も、実際に社会で使われている最新のものを導入することが、『実践』重視の教育として重要です。そういう意味では今回うまく理論と実践が融合した教育環境を構築できたと思っています」(中村氏)
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企業情報
| 千葉工業大学 | |
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http://www.it-chiba.ac.jp/ 1942年、東京都町田市本町田に「興亜工業大学」の名称で発足し、後に「千葉工業大学」と改称。 21世紀に大きく変化しようとしている工学分野において、「つくり手側」よりも「使い手側」の発想が大切になるとともに、リサイクルなど地球環境への視点も不可欠になっています。千葉工業大学では、こうした変化をいち早くとらえ、21世紀の国際社会において、絶えず変化する科学・技術に対応できる基礎知識と能力を持った技術者の育成をめざしています。 |
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【この事例に関するお問い合わせ】
ネットワークセキュリティ事業部
ネットワークインテグレーション営業部 インターネット セキュリティ営業課
TEL 03-5792-8612
E-MAIL: isilon@techmatrix.co.jp