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導入事例組み込みファームウェアのテストを C++test で大幅に効率化 約1,700時間の工数削減と品質向上を実現

お客様

キヤノンITソリューションズ株式会社様

カテゴリ

  • ソフトウェア品質保証

関連サービス/製品

キヤノンITソリューションズ株式会社は、組み込みファーム ウェア開発のテスト工程にテクマトリックスが提供する「C++test」を採用した。静的解 析および単体テストの実施にあたり、5カ月のプロジェクト全体で約1,700時間の工数削減に成功。 この成果をもとに、他プロジェクトでの「C++test」の採用についても積極的に検討を行っている。

高品質なソリューションの提供に向け ツールによる「品質監理」を推進

社会のあらゆる領域でデジタル化が進む中、ハードウェア、ソフトウェアを含む最新のテクノロジーを、ビジネスの中でいかに活用できるかは、企業にとっての重要課題になっている。「SIサービス事業」「ITインフラサービス事業」「エンジニアリング事業」を主軸に展開するキヤノンITソリューションズの強みは、長年にわたって蓄積してきた技術力と、幅広い業務に精通した開発力を基盤として、顧客のニーズに合った高品質なトータルソリューションを提供できる体制を整えている点にあるという。
同社では、この体制の維持と発展を目的とした「品質マネジメントシステム」を構築している。ISO 9001/20000、CMMI-DEVといった国際的な品質マネジメントシステム認証を取得することと合わせて、「お客さま満足」「プロジェクト監理」「品質監理」を重点施策とし、多様なツールを活用した事業の生産性と品質の向上にも積極的に取り組んでいる。

限られた開発期間で要件に合致した テスト環境の構築を目的にC++testを採用

同社では、ある大手メーカーが手がけるハードウェア製品の制御を行う、組み込みファームウェアの開発を受託。そのテストツールとして、テクマトリックスが提供する「 C++test」を採用した。
開発を担当した、エンベデッドシステム事業部 エンベデッドシステム第一開発本部の須惠重仁氏は、テストツールの選定にあたって、OSSを含む複数のツールを検討した結果、導入の容易さと顧客要件への適合性から、今回のプロジェクトには「C++test」が最適だと判断したという。 「C++testは、旧キヤノンソフトウェアで導入していたこともあり、社内での認知度は高かったですね。組み込み系開発のテストでは、一般的にOSSの静的解析ツールを使うことも多いのですが、今回のプロジェクトでは、ターゲットとなるマイコンの統合開発環境と連携できること、静的解析だけでなく単体テストも行えること、約5カ月という短い開発期間の中でより効率的に導入が行えることなどを考慮して、C++testを採用しました」(須惠氏)
事例の続きは、資料ダウンロードのお申し込みをお願いいたします。



* 取材日時 2019年11月
* 記載の担当部署は、取材時の組織名です。

キヤノンITソリューションズ株式会社

キヤノンマーケティングジャパングループの一員 として、多様な業種、業界のビジネス課題を、 IT を通じて解決することに取り組む。
2017 年 には、グループの事業構造改革の一環として、 旧キヤノンソフトウェアと合併。「SI サービス」「IT インフラサービス」「エンジニアリング」の3 つ の領域における事業を中心に成長を続けている。

お客様担当者

生産革新部

福田 美奈子 氏

エンベデッド151 開発課

須惠 重仁 氏

エンベデッド151 開発課

石塚 尊範 氏

本件についてお問い合わせ

  • テクマトリックス株式会社
    東京本社

    ソフトウェアエンジニアリング事業部

    03-4405-7853

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parasoft-info@techmatrix.co.jp

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